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2016年9月15日

Apple、プログラミングが学べるアプリ「Swift Playgrounds」

Appleは14日、誰でも楽しく簡単にプログラムの記述方法を学べる、iPad向けの新しいアプリケーション、Swift Playgrounds(スウィフト・プレイグラウンド)をApp Storeで無料提供を開始したと発表した。

Swift Playgroundsは、インタラクティブなインターフェイスを通じて本物のプログラミングのコンセプトを紹介し、生徒やプログラミング初心者でもSwiftを楽しく学べるように導くもの。SwiftはAppleが開発した簡単に学べるプログラミング言語で、プロフェッショナルなデベロッパがハイレベルなアプリケーションを作成する際にも実際に使っているという。

Swift Playgroundsアプリケーションは、これまでにプログラミングの経験のない生徒が、プログラミングの主要な概念を探求するのに親しみやすく、すでにプログラミングを学んでいる生徒にもSwiftを使って実験したりクリエイティビティを表現したりすることができるパワフルさもある。

Swift Playgroundsに含まれているAppleによるプログラミングレッスンでは、生徒たちは没入感のあるグラフィカルな世界の中で、画面に現れる3つのキャラクターをガイドするために、パズルを解いたり課題をクリアしながら、命令の出し方や、関数の作り方、ループの使い方、そして条件付きコードや変数といった、核となるプログラミングの概念を学ぶことができる。

Appleはまた、新しい個別の課題を定期的に出し、ユーザが新しいスキルを学び続けることができるようにする。

Swift Playgroundsには、テンプレートが内蔵されており、ユーザはそれらを土台に変更を加えたりコードを構築することができ、グラフィックスやタッチ操作のインタラクションを追加して、独自のプログラムに作り上げることができる。

完成したプログラムは、「メール」や「メッセージ」で友達と共有したり、ウェブ上に公開したりできる。さらにSwift Playgroundsは、実際にSwiftを使って書かれているため、プロジェクトをXcodeに直接書き出すことができ、実際に本格的なiOS、Macアプリケーションを作成することもできる。

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