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2016年11月10日

教育系大学で「みんなの学校」を上映するクラウドファンディング開始

クリックネットは8日、「不登校ゼロ」を目指し、「障害」や「問題」などを抱えた子どもたちも一緒の教室で学ぶ大阪市立大空小学校の実践を追ったドキュメンタリー映画「みんなの学校」の無料上映会を、全国の教育系大学で開くために、朝日新聞社のクラウドファンディングサービス「A-port」を活用し、支援者を募るプロジェクトをスタートしたと発表した。

「A-port」プロジェクトページ

「A-port」プロジェクトページ

「みんなの学校」の舞台となった大阪市立大空小学校では、さまざまな特徴を持った子どもたちが同じ普通教室で学び合っている。自分の言葉でありのままの気持ちを相手に伝える子どもたち、そして木村泰子校長(当時)をはじめとした教職員や地域の人たちが子どもたちにあたたかく関わる姿と、日々自分の言葉を獲得し、成長する子どもたちの姿は多くの人に感動を与え、2015年春に上映が終了した後も、全国の有志による自主上映会が絶えないという。

クリックネットは、大空小の教育こそ、今日本で求められる教育だと深く共感し、この映画のような「みんなの学校」が日本に一つでも増えればと強く願い、2つの大学で上映会に協賛するとともに、大空小の教育を解説した「不登校ゼロ、 モンスターペアレンツゼロの小学校が育てる  21世紀を生きる力」(木村泰子/出口汪共著、 水王舎)の企画・構成を担当したという。

さらに、「未来の教員」となる大学生が映画「みんなの学校」を観て、教育について改めて考える機会を持てるよう、1校でも多くの教育系大学で無料上映会を実現したいと考え、このプロジェクトを立ち上げた。

プロジェクト概要

募集期間:2016年11月8日~2017年2月28日
実施時期:2017年4月以降順次
プロジェクトサイト

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映画「みんなの学校」

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