- トップ
- 企業・教材・サービス
- 大阪大学とピクセラが字幕の機械翻訳の共同研究を開始
2016年11月15日
大阪大学とピクセラが字幕の機械翻訳の共同研究を開始
大阪大学とピクセラは14日、字幕の機械翻訳に関する共同研究を10月1日から開始していると発表した。
この研究は、放送電波から映像と同時に送信されている難聴者のための日本語字幕データを、チューナーからインターネット上の翻訳サイトに取り出し、サーバー上で自然な外国語 (英語、中国語、韓国語) に翻訳した結果を再びチューナーに戻し、映像とともにリアルタイムで表示するというシステムを構築するのが目的。これまで間違った主語が補充されたり、単語や文節の切れ目が正しく理解されずに誤訳となっていたケースを解消し、字幕の翻訳品質の飛躍的な向上を目指している。
大阪大学は、字幕付き映像コンテンツ中の字幕データを機械翻訳する際に、外国語文化を踏まえた自然な翻訳を可能にするための具体的な方策の検討とそれに伴う翻訳結果の評価方法の確立を担い、ピクセラは、地デジで培った技術をもとに、番組ジャンル情報を使った機械翻訳に関する技術で、より精度の高い字幕翻訳システムを開発するとしている。
今後は、同研究の進展に合わせ、ピクセラは2017年前半にも成果を応用した製品化を検討しており、最初は公共機関、観光案内所、旅館から設置が進むものと期待している。また、研究成果はテレビ字幕だけにとどまらず、断片的な言葉で構成される日常会話への別の形での発展も模索していきたいとしている。
最新ニュース
- CFC、「能登半島地震で被災した子どもの学び実態調査」の結果を発表(2024年11月22日)
- 親が選ぶ子どもに通わせたいプログラミング教育の条件とは? =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年11月22日)
- ザクティ、長野県池田工業高校の遠隔臨場体験でウェアラブルカメラが活躍(2024年11月22日)
- 北九州市立大学、高校生向けテクノロジ・イノベーション教育事業「GEEKKイニシアチブ」を開始(2024年11月22日)
- ICT CONNECT21、水曜サロン 安藤昇氏「生成AIで変わる教育の未来」12月4日開催(2024年11月22日)
- 朝日出版社、デジタル・文法指導セミナー「CNN Workbook Seminar 2024」大阪・福岡で開催(2024年11月22日)
- 「未来の学習コンテンツEXPO 2024(冬期)」12月25日開催 企業の協賛案内を開始(2024年11月22日)
- キャスタリア、「ケニアの教育とICTの未来を考える特別セミナー」を開催(2024年11月22日)
- Mulabo!、小学5・6年生対象「親子でプログラミングを体験しよう!」12月横浜で開催(2024年11月22日)
- 教育プラットフォーム「Classi」、「学習トレーニング」機能内に動画を搭載(2024年11月22日)