2017年1月27日
教育同人社、デジタル教科書用ビューア「Lentrance Reader」採用
教育同人社は26日、ACCESSが提供するデジタル教科書・教材用ビューア「Lentrance Reader(レントランス リーダー)」を学校教材業界で初めて採用し、2017年度のデジタル教材から順次リリースすると発表した。
2016年12月16日に文部科学省が公表した「『デジタル教科書』の位置付けに関する検討会議」の最終まとめでは、紙の教科書とデジタル教科書の併用が認められ、学習する内容に応じて部分的にデジタル教科書を使用することが適当であるとされた。
また、同会議では現在、小学校で使用されている教科書の多くには既に「指導者用デジタル教科書」が発行されていることも報告されている。
同社でも、漢字ドリルなどの教材を活用し、わかりやすい授業が実現できるよう「漢字デジドリル」などのオリジナルの指導者用デジタル教材を既に開発し提供しているという。
さらに、2016年10月に文部科学省が発表した「平成27年度 学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果」では、「教員のICT活用指導力」に関する調査項目で授業中にICTを活用して指導することを苦手に感じている教員が他の項目よりも多いことが明らかになっている。
同社は、異なる操作方法のデジタル教科書やデジタル教材が複数導入されることはICTを苦手に感じる教員の負担を増し、授業でのICT活用を阻害する要因になると考え、この課題を解決するために、多くのデジタル教科書のビューアとして採用されている「Lentrance Reader」の採用に至ったという。
関連URL
最新ニュース
- みんがく、自治体向け「無償スタート応援!教育特化型の生成AI活用キャンペーン」開始(2025年3月14日)
- 教育ネット、タイピング大会 実証自治体を限定10自治体募集(2025年3月14日)
- アローリンク、長野県が「Liny」を活用し「ながの子育て家庭優待パスポート」をリニューアル(2025年3月14日)
- ChatGPTなどの対話型生成AI、「学校で利用したことがある」小学生は16.8%、高校生は27.7% =学研調べ=(2025年3月14日)
- 6割強の親が「老後の備えより子どもの教育費にお金を回したい」と回答 =ソニー生命調べ=(2025年3月14日)
- 「大人になって学んでおけばよかった」No.1は「金融知識」 =日本こどもの生き抜く力育成協会調べ=(2025年3月14日)
- 通信制高校の選択、約6割は子供自身の意思で進学を決定 =ウェブクルー調べ=(2025年3月14日)
- 放課後NPOアフタースクール、「共働き世帯の小学生の放課後の過ごし方」調査結果(2025年3月14日)
- サイボウズ、ソーシャルデザインラボ「不登校・行き渋りに関するインタビュー調査」(2025年3月14日)
- キズキ、「不登校保護者の夫婦関係」のアンケートを実施(2025年3月14日)