2017年4月10日
N高ネット入学式、“世界でいちばん貧しい大統領”が3Dで登壇
角川ドワンゴ学園「N高等学校」は5日、設立2期目となる「平成29年度N高等学校ネット入学式」を沖縄伊計本校と東京・六本木のニコファーレで開催した。N高は2002人の新入生を迎え、全生徒数は3782人になった。
最先端のMR(複合現実)技術によるホログラムを導入した入学式は、ニコファーレの会場に参列した67名の生徒がMRヘッドマウントディスプレイ(Microsoft HoloLens)を装着。ニコファーレと沖縄伊計島のN高本校をインターネット中継でつないで実施した。ニコファーレには新入生と理事が出席し、校長や教員は沖縄伊計本校からホログラムで参加。その模様を放送したニコニコ生放送では、遠隔地からも多くのN高新入生がネットを通して参加した。
「世界でいちばん貧しい大統領」として知られるホセ・ムヒカ前ウルグアイ第40代大統領のホログラムによるサプライズ登場には、会場もニコニコ生放送でも大きなどよめきが起きたという。ムヒカ氏は会場の新入生に向けて、「皆さん、勉学に励み、その知識を人類のために役立ててください」などとメッセージを贈った。
「Microsoft HoloLens」はMicrosoft社が発売したMR端末で、CPUやOSを内蔵し、Windows10を搭載した自己完結型ホログラフィックコンピュータ。実際の世界の一部としてデジタルコンテンツを視覚化して鑑賞・操作することが可能。今回の入学式は、ドワンゴが独自に開発した、多人数が同時に同じホログラムを視聴できるシステムを活用して実施された。
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