2017年4月17日
小学生の「好きな科目」と「嫌いな科目」、第1位はどちらも算数
学研ホールディングス学研教育総合研究所は14日、小学生は家や学校でどのような暮らしをしているのか、好きな色や教科は、将来何になりたいのかなどをはじめ57項目を調査した「小学生白書2016」の最終調査結果をWEBサイト上で発表した。
小学生1200人に「学校の授業で一番好きな科目と嫌いな科目は何ですか?」と選択式で答えてもらったところ、「一番好きな科目」と「一番嫌いな科目」はともに「算数」だった。しかも、この現象は4年連続している。
「一番好きな科目」をみると、「算数」25.8%、「体育」17.3%、「図工」14.3%、「国語」13.9%などとなっている。「一番嫌いな科目」は、「算数」23.7%、「国語」19.9%、「体育」7.7%、「社会」5.2%の順。
特筆すべきは、その内訳に男女の意識差が顕著に現れたことだ。男女別に見ると、算数が「一番好き」と答えたのは男子33.0%、女子18.7%と男子の方が多く、算数が「一番嫌い」と答えたのは男子13.8%、女子33.5%と男女が逆転した。
また、国語については算数とは逆の現象が見られ、国語が「一番好き」と答えたのは男子5.7%、女子22.2%と女子の方が多く、国語が「一番嫌い」については男子26.8%、女子13.0%と男子の方が多かった。
今回の調査は小学1~6年生の男女とその保護者を対象に、2016年9月17日~9月20日にインターネットで実施。有効回収数は1200サンプル(各学年男女100人)。
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