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2017年8月4日
イギリス発の教育向けマイコンボード「マイクロビット」発売
スイッチエデュケーションは、イギリスの教育向けマイコンボード「マイクロビット」の販売代理店となり、5日から販売を開始すると発表した。価格は2160円(税込)。
マイクロビットは、イギリスのBBCが主体となって作った教育向けのマイコンボード。英国では11~12歳の子ども全員に無償で配布されており、授業の中で活用が進んでいるという。マイクロビットを管理するマイクロビット財団が掲げる「2020年までに30万人の日本の子供たちにマイクロビットを届ける」という目標に向け、スイッチエデュケーションも販売代理店として活動を広げていく方針。
マイクロビットには、ユーザーが動作をプログラミングできる25個のLEDと2個のボタンスイッチのほか、加速度センサーと磁力センサー、無線通信機能が搭載されている。
マイクロビットの利点として挙げられるのが、教育用に考えられ、作りこまれた開発環境だという。開発環境はユーザーの学習進度に応じて用意されており、段階的にプログラミングを学ぶことができる。全ての開発環境がウェブブラウザ上で動作するため、初心者にとってハードルとなりがちな環境構築を行う必要がない。
PCがオフラインになってしまった場合でも動作が止まらないように工夫されており、これによって、学校の授業などネットワーク環境が不安定であってもスムーズに開発を続けることができるという。
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