2018年3月26日
「来春の新卒採用」7年連続で増、早期化も鮮明に 学情調査
学情は24日、全国の企業を対象とした2019年新卒採用計画の調査結果を「採用動向調査レポート」としてまとめ発表した。
同調査は、今年1月5日~31日、全国の企業および団体にWEBアンケートで実施。有効回答数は1840件。調査から、企業の新卒採用意欲がさらに旺盛になり、早期化が一層進む傾向が明らかになった。

まず、採用予定数は「増やす」が26.1%で、前年の23.6%を2.5ポイント上回った。前年調査から続伸している。「増やす」と「減らす」(4.6%)とのポイント差も21.5ポイントと、前年の18.6ポイントを2.9ポイント上回り、企業の採用意欲は前年以上に高まっている。

採用(広報)予算も、「大幅に増やす」+「やや増やす」が前年比2.4ポイント増の34.5%。「大幅に減らす」+「やや減らす」は前年と同水準の9.2%で、前年以上に予算を掛けて採用活動に臨む傾向が見られる。

また、2019年卒学生を対象とするインターンシップを「実施している」企業は56.5%。前年比17.9ポイント増と大幅に伸びており、2019年卒学生向けから初実施という企業も多かった。
インターンシップの告知に使う広報ツールは「就職情報サイト」が84.8%で最多で、他を大きく引き離した。「インターンシップイベント」(37.7%)、「大学内での告知物配布・掲示(自由応募)」(34.6%)がそれに次ぎ、インターンシップ実施企業の裾野が広がる中、より多くの学生の目に留まるような施策が採られている。
就職情報サイトへのインターンシップ募集情報掲載時期は「6月」が29.2%で最多。主要就職情報会社のインターンシップサイトがオープンする6月に合わせて、情報を掲載する企業が多い。
関連URL
最新ニュース
- MetaMoJi、リアルタイム学習支援サービス「MetaMoJi ClassRoom 3」に「メタモジドリル」を搭載(2025年12月12日)
- SDT、静岡県磐田市で生成AI活用した「子育て分野」チャットボットの実証実験開始(2025年12月12日)
- さつき、離島で遠隔授業 島根県教委員に電子黒板「ミライタッチ」を導入(2025年12月12日)
- ラインズ、神奈川県秦野市が全児童ホームで入退室管理システム「安心でんしょばと」導入(2025年12月12日)
- 1位は「高」、Z世代が選んだ「今年の漢字」&「2026年やりたいこと」ランキングを公開 =MERY調べ=(2025年12月12日)
- Z世代の漢字離れを検証、漢字の読みが難しい“難漢”大学ベスト10を発表 =嘉悦大学調べ=(2025年12月12日)
- 大学受験生への声掛け、53.5%の親が「ねぎらいや体調を気遣う言葉で」と回答 =塾選調べ=(2025年12月12日)
- 郁文館高校、中3生向け「都立自校作成型オープン入試」を2月14日に実施(2025年12月12日)
- バッファロー、札幌第一高校へのマルチギガネットワークの構築事例を公開(2025年12月12日)
- 富士フイルムシステムサービス、ICT活用に向け大阪教育大学と包括連携協定を締結(2025年12月12日)













