2020年5月29日
コロナ禍で就職活動を不安視する学生が増加、面接受験社数も減少=学情調査=
学情は28日、2021年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生合計972人を対象に実施した、「就職活動に関するインターネットアンケート」の結果をまとめ発表した。

それによると、「内定(内々定)獲得の自信」の程度を聞く設問では、「自信がない」(18.3%)と「あまり自信がない」(31.7%)の回答が半数を占め、昨年同時期に実施した2020卒の調査と比較すると、5.4ポイント増加した。
新型コロナウイルスの影響で、景気の先行き不透明感や、説明会や選考が例年と同じようには実施されていないことを受け、就職活動を不安視する学生が増加していると推察される。
面接受験社数については、調査を実施した4月下旬時点で「0~5社」という回答が最も多く、昨年同時期比18.5ポイントの増加。「6社以上の面接に参加した」という回答が減少しており、面接受験社数が減少していることが分かる。
一方、現在までのセミナー参加社数(対面でのセミナーだけでなく、オンラインで参加するWebセミナー含む)は、「1~10社」と「11社~20社」の回答が、昨対同時期比7.3ポイントの減少。「21社以上参加した」という人が増加した。
今年は、時間と場所を選ばずにオンラインで視聴できるWebセミナーの参加が増えたことや、緊急事態宣言の影響を受け面接などの選考を一時中断した企業も一定数あったことから、セミナー参加に時間を割く学生が増加したと考えられる。
就職活動時の企業選びのポイントについては、「安定している企業」「休日・休暇がしっかり取れる企業」がトップで、「安定志向」や「プライベート重視な志向性」が堅調であることが分かる。
一方、「転勤のない企業」が5ポイント以上減少し、「海外で活躍出来る機会のある企業」や「社会貢献性の高い企業」が増加に転じた。「転勤をいとわず海外での活躍も視野に入れる学生」「社会貢献性の高い仕事を希望する学生」が増えていることが分かる。
景気の先行き不透明感から、内定獲得のためには「転勤のある求人」も選択肢に入れる学生が微増し、海外でも通用する語学力やビジネススキルを身に付けたいと考える学生が増加していると推察される。
このアンケート調査は、「あさがくナビ2021」の登録会員を対象に、4月20日~30日にかけて、「あさがくナビ2021」トップページとメルマガでアンケート回答を依頼する形で実施した。有効回答数は972人。
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