2018年3月30日
クラーク記念国際高校、エバーノート関係社招き英語のディスカッションと特別講義
クラーク記念国際高等学校は、エバーノート(Evernote社)シリコンバレー本社のパートナーシップ・営業部門上級副社長であるノーマン・ハップ(Norman Happ)氏と、日本法人代表の積田英明氏を招き、生徒とのディスカッションと特別講義を4月3日大阪梅田キャンパスで開催する。
Evernote社のサービスであるEvernote Businessで制作した「eポートフォリオ(生徒や教職員が、学習や課外活動に関するあらゆる記録をデジタル化して残すシステム)」の活用方法について、生徒と意見を交換する他、Evernote社から同校の生徒に対してプレゼンテーションを実施する予定。
クラーク記念国際高等学校は、2020年の大学入試制度改革に伴い、これからの社会で生徒に求められる資質を「6つの力(思考力・判断力・表現力・主体性・多様性・協働性)」と定義し、積極的にこれらの育成に取り組んできた。
文部科学省による「高大接続改革実行プラン」を受け、2015年に「キャリア教育推進プロジェクト」を発足。2016年に大阪梅田キャンパスで試験的にiPadを導入し、Evernote Businessを使用して「eポートフォリオ」を制作することで日々の学習や活動の記録を電子化、これまで点数化できなかった生徒の活動を「見える化」することに成功した。
これを受けて、2017年には首都圏のキャンパス、2018年からは全国のキャンパスでiPadを導入し、全国規模でEvernote Businessのアカウントを所持している学校として、ICT教育を推進している。
今回のディスカッションと特別講義はEvernote社からの提案により実現。ディスカッションは、主に大阪梅田キャンパスに在籍するインターナショナルコースの生徒やその卒業生が、「eポートフォリオ」をどのように活用しているかを英語でハップ氏・積田氏の両名に発表し、意見を交わすことで「eポートフォリオ」のさらなる活用方法などを模索する。
特別講義は、両氏が学校教育におけるEvernoteが持つ可能性をはじめ、世界最先端のシリコンバレーのビジネスや技術の動向、多様性についてなどのプレゼンテーションを行う。今回のディスカッションと特別講義は、単なるICTツール活用の活性化を目指すものだけではなく、生徒が世界に目を向け、英語の表現力を伸ばし、様々な考え方に触れること。すなわち、クラークが目指す「6つの力」を伸ばす機会となることを目指しているという。
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