2018年4月4日
さいたま市教委、「⾃殺サイト」アクセス防止で「i-FILTER」を導入
デジタルアーツは3日、さいたま市教育委員会が児童⽣徒の⾃殺関連サイトへのアクセスを防止するため、同社の「i-FILTER」アラート通知と警報装置との連動対策を導入したと発表した。
児童⽣徒が⾃殺に関連するサイトにアクセスしたことを検知した際には、単にアクセスをブロックするだけでなく、迅速に適切なケアを施す必要がある。
今回の連動対策では、東⽇本電信電話の提案で、教育⽤コンピューターから⾃殺関連サイトへのアクセスを検知・ブロックした際には、併せてメールで担当者にも通知。
メールの受信を契機に、警灯、警報を鳴らしてくれるコミュニケーション端末と連動して、オフィス内にいる全職員に⾳声でリアルタイム通知する仕組みを実現した。
警報装置によるリアルタイム⾳声通知の仕組みの導⼊で、通知メールが届くと直ちに警告が⼤⾳量で鳴り、それに即応して職員が該当する学校の教頭先⽣に電話を掛けて、コンピューター室に急⾏。⾃殺関連サイトへのアクセスを試みた児童⽣徒を特定する。
このような⽣徒への配慮、即応体制の整備及び警報装置の導⼊を、全校の校⻑や教頭にあらゆる場を通じて徹底周知させた結果、それまで年々増加傾向にあった通知メール数が⼀転して減少する効果が出ているという。
「i-FILTER」は、標的型攻撃を始めとした外部からの攻撃対策と、組織内部からの情報漏洩対策の両⽅を1つの製品で実現する、プロキシ型のWebセキュリティソフト。
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