- トップ
- STEM・プログラミング
- 3Dプリンター成形による患者自身の骨に癒合し同化する人工骨 5月発売
2018年4月26日
3Dプリンター成形による患者自身の骨に癒合し同化する人工骨 5月発売
ネクスト21は、理化学研究所、東京大学などと共同で、3Dプリンターによる患者自身の骨に癒合・同化する人工骨 (CT-bone) の研究開発を進めてきたが、今月17日に厚生労働省から製造販売承認を取得し、5月から販売を開始する。
今回開発されたカスタムメイド人工骨は3Dプリンターを使って成形している。材質はカルシウム欠損型HAで、最適な再結晶化のために新規硬化処理方法を採用している。3Dプリンターでは、骨内部構造を形成し、0.1mmの精度で形状を再現することができる。そのため、3Dプリンターによる製造方法は、人工骨のような生体材料の成形に最も適しているという。
また、CT-boneは他の人工骨のように焼結しないため、生理的に活性化された人工骨となり、母骨への癒合が早く、時間の経過につれて患者自身の骨へ同化するのが特長となっている。
同社では、日本での事業化と並行して、欧州での製造販売ビジネスも展開する予定で、すでにオランダのXilloc社とEU諸国でのCT-boneの製造・販売に関するライセンス契約を締結している。また、アジア市場への供給については、日本で製造して輸出する方向で計画している。
関連URL
最新ニュース
- 日光市、奥日光や世界遺産「日光の社寺」などの教育旅行向けメタバース空間を公開(2024年3月19日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が高知県高知市で提供を開始(2024年3月19日)
- 日本漢字能力検定協会、全国の高校の5割以上が漢検を入試で評価(2024年3月19日)
- 「スキルアップの方法に関する実態調査」の結果を発表 =スキルアップ研究所調べ=(2024年3月19日)
- 小学6年生の1分間の入力文字数(中央値)83文字に =教育ネット調べ=(2024年3月19日)
- JAPET&CEC、「NEXT GIGA時代の教育データ活用」オンデマンド配信(2024年3月19日)
- 朝日小学生新聞×ドズル、全国の小学校5000校にインターネットマナーを学ぶ教材を無償配布(2024年3月19日)
- palan、AR作成ワークショップをN高・S高の体験学習プログラムで実施(2024年3月19日)
- 栗田工業、昭島市立多摩辺中学校で微生物燃料電池について学ぶ出前授業を実施(2024年3月19日)
- 小林製薬、兵庫・宍粟市の小学校で「正しいトイレ掃除⽅法」などの出前授業(2024年3月19日)