2018年6月15日
若年層ユーザーの半数が「SNSで新しい価値観に出会えた」、Fastask調べ
ジャストシステムは14日、マーケティングリサーチ情報サイト「Marketing Research Camp」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(5月)」の結果を発表した。
この調査は、15歳〜69歳の男女1100人を対象に、5月25日〜28日にかけて実施。
それによると、FacebookなどのSNSを利用している人は64.5%で、そのうち本アカウントとは別に、自身の趣味に特化した情報収集や交流を行うための「趣味アカウント(趣味アカ)」を利用していたのは30.7%。
若年層に限ってみると、SNSを利用しているのは10代が86.0%、20代が79.5%で、そのうち「趣味アカ」を持っているのは10代が51.2%、20代が49.1%だった。若年層ほど「趣味アカ」を持つ傾向にあった。
SNS利用をきっかけとした生活の変化では、「これまで知らなかった場所や景色を知ることができた」との回答が55.6%(10代69.8%、20代55.3%)、「これまで知らなかった価値観を知ることができた」42.9%(10代46.5%、20代47.2%)、「新しい友人・知人と出会うことができた」37.4%(10代54.7%、20代45.3%)だった。
また、「SNS依存」という言葉を知っていたのは78.4%で、「SNS依存症という言葉を知っていて、普段から依存しないように意識している」人は23.0%、「SNS依存症という言葉を知っているが、特に意識して行動はしていない」人は55.4%だった。
「普段からSNS依存しないように意識している」人を年代別にみると、10代39.5%、20代28.3%に対し、50代は12.6%、60代10.9%。若年層ほど依存しないよう心がけている。
一方、SNSユーザーのうち20.0%が「SNSは自分の生活に必要不可欠なもの」と回答。年代別では10代36.0%、20代31.4%、30代17.6%、40代18.3%、50代9.0%、60代4.3%。若年層ほどSNSを必要不可欠なものと考えている人が多かった。
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