2018年8月9日
聖望学園中高、ICTで生徒の勘違いを早く気づける授業の実践
【PR】一人1台環境でのMetaMoJi ClassRoom活用
聖望学園中学校高等学校 永澤 勇気

永澤 勇気 教諭
本校は、中学校全生徒及び高等学校1年生に、一人1台持ち帰り可能なタブレットの貸し出しを行っている。2020年度には、高等学校全生徒に配付する予定である。
このタブレットは授業中に使用するためのものであり、MetaMoJi ClassRoomを授業支援ソフトとして活用している。
MetaMoJi ClassRoom(以降ClassRoom)は、先生と生徒が連携されたデジタルノートを作ることができ、このノートに生徒が書き込むと先生のノートにもリアルタイムに反映される。
そのため従来先生が板書をして授業を進めていたスタイルとは異なり、生徒が記入した物をもとに授業を進めることができる。
このことにより、生徒の考えや理解度を従来よりも格段に早く気がつけるようになった。
先生が板書をほとんど書かかず、生徒のノートへの記入で授業が進む
教室にはプロジェクターが設置されているため、ClassRoomで配信したノートを黒板に投影しながら授業が行われる。先生がClassRoomにあらかじめ作成したノート(従来ならプリント教材に相当する)を授業前に生徒に配信し、生徒がこのノートに記入すれば先生は生徒のノートを一覧で確認できるので、その記入内容を投影することで授業が展開されていく。
例えば、理科の授業で「雲のでき方」ならば、従来ならば先生が黒板に「①空気が山の斜面にぶつかることで上昇する。②・・・」というように板書して、それを生徒がノートに書き写すが、ClassRoomの場合は、生徒に調べさせながら記入させ、それを黒板に投影して確認する。
そのため、生徒によってまちまちのノートになる。生徒は正しく理解していないこともあるので、記入内容に誤りがある場合がある。黒板に投影された生徒の内容を見ながら、生徒の間違いを指摘することで生徒の勘違いなどを気づき修正させることができる。今までは、生徒の勘違いは定期試験や小テストなどを行ったときに気づいていたが、導入されてからは授業中に修正することができるため、生徒の理解度や興味が上がってきたと感じている。
また、生徒は書かないと授業が進まないので、生徒たちは授業に対しても積極的に取り組むようになった。黒板に生徒が記入した内容が投影されるため、他の生徒の考えなども共有できる。さらに他の生徒の間違いをみんなで見つけることもできる。
これらのことから日頃から教え合う雰囲気作りができ、生徒同士の活動も活発になったと感じる。
授業外でも有効活用
ClassRoomは授業以外でも活用できる。例えば施設見学などの校外学習でも、見学先で写真を撮り、資料や気がついたことの記録を現地でClassRoomに書き込み、後でまとめることができる。
1日の振り返りノートにもClassRoomを利用している。
生徒が記入した1日の反省等を、ノートを集めることなく確認でき、先生の時間があるときに先生もコメントを書くことができる。そのため生徒と先生がより身近に感じることができるようになる。
帰りのHRでもClassRoomを掲示板として使うことにより、連絡事項を生徒が聞き漏らすことがなく、また休んでいる生徒も確認することができる。
また、日直の生徒がその日に学んだことから問題を出題し、それを他の生徒が解く等のことも簡単にでき、クラス内のコミュニケーションも活発になる。
聖望学園中学校高等学校は、これからもClassRoomを利用したICT教育を推進し、生徒にとってより分かりやすく、生徒が積極的に活動できるような環境を整えていきたい。
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