2018年9月14日
N高、新しい教育コンセプトの通学型スクール「N中等部」を来春開校
角川ドワンゴ学園「N高等学校」(N高)は13日、通学型スクール「N中等部」を、東京都内に2019年4月開校すると発表した。
「常識を超えて、未来を創る。」をスローガンにしたN中等部は、社会で求められる創造力を身につけるために、実践型授業を柱にしたカリキュラムで学習を行う、新しい教育コンセプトの“プログレッシブスクール”だという。N中等部で身につけた創造力で、一人ひとりがイノベーションを起こせるようになることを目指していく。
対象は、不登校の生徒、学校が合わないなど違和感を持つ生徒で、創造力と協働力を身につける実践型授業を柱にしたカリキュラムで学習する。また、現在の日本では通信制中学をつくることは認められていないため、学校教育法第一条に定められた一条校ではなく、生徒は中学に在籍しながら通学をする。
N中等部では、N高につながる「探究学習」、「先取り学習」、「プログラミング学習」の3つの一貫教育をカリキュラムの基本としており、6年間を通して創造力を育成する。
N高として力を入れている実践型授業について川上量生学園理事は、「プログラミングは全員が学ぶカリキュラムだが個人差がある、適性のある生徒には更に実践的に学べる自由選択のクラスが用意されている。文芸小説創作なら、作品をプロに読んでもらい評価してもらうというのが実践的である。こういった実践的な選択肢をどんどん増やしていく。人生を救うような武器を作ってほしい」と語った。
発表会では、第18回アジア競技大会で大会初のesports「ウイニングイレブン 2018」日本代表として金メダルを獲得した、N高等学校の相原翼さんが紹介され、「自分のペースで学習できるのが良い点、決められた時間割のストレスがない」とメダルを胸に語った。
N中等部 概要
開校時期:2019年4月(準備中)
所在地:東京都内(新宿・代々木付近)
定員:40名
年間費用:
・Weekday Course(週5)…6万4800円/期
・3 Days Course(週3)…4万8600円/期
・1 Day Course(週1)…3万2400円/期
※初年度は入学金などの諸経費が別途かかる
※設備管理費が期毎に1万800円かかる
※学校休校日等を除く年間の登校日を12分割したものを1期とする12期制
入学資格:小学校卒業、またはそれに準ずるもので、2019年4月時点で中学校に在籍する者
関連URL
最新ニュース
- 漢検協会とベネッセ、初コラボ 進研ゼミ会員の小・中学生が選ぶ「今年の漢字」(2024年12月13日)
- AI型ドリル搭載教材「ラインズeライブラリアドバンス」が「高知家まなびばこ」とデータ連携開始(2024年12月13日)
- コドモン、広島県三原市の保育所等13施設にICTサービス「CoDMON」導入(2024年12月13日)
- 陸前高田市、返済不要の給付型奨学金事業の資金調達で1600万円の目標金額達成(2024年12月13日)
- ライフイズテック、中高生向け「ライフイズテック スプリングキャンプ2025」春休み開催(2024年12月13日)
- サイバー大学、「Times Higher Education Online Learning Rankings 2024」でブロンズ評価を獲得(2024年12月13日)
- プログラミングスクール受講生で最も多い年代は20代、平均年齢は33.8歳=「 CloudInt」調べ=(2024年12月13日)
- 不登校・行き渋りの子どもがいる親1000名へのアンケート調査 =サイボウズ ソーシャルデザインラボ調べ=(2024年12月13日)
- 大阪大学、デジタル学生証・教職員証の提供を2025年1月にスタート(2024年12月13日)
- 「デジタルハリウッドSTUDIO」STUDIO渋谷、AIクリエイティブデザイン講座を開講(2024年12月13日)