2018年10月17日
進学塾メイツ、タブレット学習夏期講習の5科目偏差値の結果報告
メイツは、運営する進学塾メイツに通う中学3年生14名の夏期講習をタブレット教材のみで行い、2カ月の学習の結果、5科目偏差値がどのように変化したのかを発表した。
夏期講習では、生徒が1人1台のタブレットを使い、同社開発のアダプティブラーニング教材「atom」を使って、都立入試対策コース5科目 (英語・数学・国語・理科・社会) の学習を進めた。指導時間は英語・数学が40時間ずつ、理科・社会が20時間ずつ、国語が25時間だった。生徒はタブレット内のアダプティブラーニング機能により出題される問題を演習していき、講師は生徒の学習管理や質問対応を行った。
7月8日と9月2日に行われた「W合格もぎ都立そっくりテスト」を受けてもらいその結果を比較したところ、5科目偏差値は平均で5.2アップした。10以上アップした生徒は2名、下がった生徒はゼロで、ほぼすべての生徒に「atom」が有効であることがわかったという。
特に、主要科目である英語・数学の偏差値帯ごとの結果分析から、偏差値帯ごとに有効な学習にとって重要な要素が異なることが判明した。偏差値40以下の生徒には反復性、偏差値46以下の生徒には反復性と効率性の両方、さらに偏差値49以上の生徒には、反復性と効率性に加えて勉強に対するモチベーション管理が重要であったという。
同社では、教材作りや運用方法を含め、冬期講習や直前講習で引き続きタブレット学習を続けていくほか、FCの栃木県の教室やパートナー企業の都道府県でも、同様にタブレット学習の効果測定を続けていきたいとしている。
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