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2019年1月17日

外国人介護従事者向け日本語学習アプリ「おのまとコ」の提供開始

東京福祉大学・神村初美研究室とアカデミアシステムズは、外国人介護従事者向けに日本語のオノマトペ(擬音語・擬態語)学習用アプリ「おのまとコ」を開発し、16日から利用を希望する教育機関向けに提供を開始した。

0117-acd同大の神村初美准教授をリーダとするグループでは、外国人介護従事者が効率的・効果的に介護のオノマトペを習得することを目指し、オノマトペ学習用スマホアプリ「おのまとコ」を企画・開発した。

「おのまとコ」は、アカデミアシステムズのコンピュータ(AIを用いたChatBot)と、ロールプレイ形式の対話練習ができる日本語学習アプリプラットフォームを基にして開発。

ビデオによる会話モデルの学習、オノマトペを使った会話モデルに対する、読む・書く・聞く・話すの練習を通じることで、効率的にオノマトペの習得をすすめることができる。

今回、企画開発された学習用アプリでは、痛みの表現に関連したオノマトペを対象として、会話モデルの事例、音感のイメージ、使い方の事例をビデオで解説。学習者はビデオで、オノマトペが使われる会話場面を理解して、使い方や言葉のイメージを学習できる。

介護のオノマトペを使った会話モデルで、コンピュータが学習者との対話練習の相手役をして、ロールプレイ形式で学習。対話の際の間違い部分を指摘し、正解度を分かりやすく「%」で定量表示して、学習の手助けをする。

会話モデルで使う語彙や、基本文法表現を繰り返し練習する際にも、コンピュータが間違い部分を指摘し、正解度を%で定量表示する。

オノマトペ学習用スマホアプリ「おのまとコ」は、全国の介護施設および教育機関向けに無料で提供している。

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