2019年5月30日
関西大、データサイエンティスト育成プログラムを2020年4月に新設
関西大学システム理工学部は29日、正規教育課程の一環として、本格的なAI人材を創出する「データサイエンティスト育成プログラム」(仮称)を、2020年度4月から導入すると発表した。
ビッグデータやロボットなど先端技術の急速な発達により、AI人材が不足している昨今。同学においてもAI・IoT時代のデータサイエンスのスペシャリストの育成に取り組む。本プログラムは、企業や高校とも連携しながら、高校・大学のデータサイエンス教育を柔軟に取り組むことができる教育システムだという。
1・2年次でデータサイエンティストに必要不可欠なコンピュータ科学の基礎と実装のためのプログラミング技術ならびにコンピュータサイエンス技術を習得。3年次でAI・IoTをモノづくりに活用するための応用技術を磨き、4年次でプロジェクトチームによる開発体験や企業での開発インターンシップを通じて実践的なAI・IoT技術を習得する。
2020年度からまずは電気電子情報工学科にて導入し、20人程度の人材輩出を目指す。その後、対象学科を順次拡大する予定。
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