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2019年6月18日
スキャネット、「デジらく採点2普通紙対応版」ソフトウェアの提供開始
スキャナで読み取り可能なマークシートを開発・販売しているスキャネットは、7月1日から、新たに「デジらく採点2普通紙対応版」としてソフトウェアの提供を開始する。
「デジらく採点2」は、パソコンで試験問題を採点するソフトウェアで、一文字の手書き文字を自動で認識し、採点する機能がある。選択設問にある複数の解答から選び、カタカナやアルファベット、数字の一文字で記入する設問を、自動で採点することができるようになる。
また、解答欄に、解答の文字以外の汚れや鉛筆で書いた線などがあっても、それを読み込まずに解答の文字のみを読み取って、正誤判定を行う。さらに、解答用紙をスキャンした際に、文字が歪んでいたり、文字が薄い場合でも、画面上で見やすいように、くっきりとした文字に自動で変換し、視認性の向上を実現している。採点した結果は、データとして保管されるため、採点結果の分析も容易に行うことができる。
これまでは、「スキャネットシート(専用用紙)」を販売し、ソフトウェアを無料で提供してきたが、従来の解答用紙の作成方法に近い形のまま、学校全体でよりデジタル採点が導入しやすいよう、普通紙(コピー用紙)に印刷した解答用紙を使用して、採点が可能なソフトウェアを有料で販売する。なお、このソフトウェアを利用すると、教員が1クラス40人分の定期試験を採点する場合、通常約5時間かかっていたものが、最短約1時間で採点が完了するため、業務時間の削減が期待できるという。
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