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2019年7月3日
約29万人が利用した10代向けの相談サイト、検索ワード1位は「死にたい」
3keysが運営する10代のための支援サービス検索・相談サイト「Mex(ミークス)」は2日、2018年度の利用状況をまとめて発表した。
それによると、サービススタートの2016年度に5.3万人だった利用者数は、2017年度14.2万人、2018年度28.9万人と増加。それに比例して、サイトに掲載されている支援団体へのコンタクト数も増えており、子どもたちにとってのこうしたサイトの必要性をあらためて認識させられる結果となったとしている。
利用者の年齢分布は16~19歳が44%で最も多く、次いで10~15歳が23%と10代の利用が定着してきた。相談ボタンが押された時間を見ると放課後の17時から増え始め、21時をピークに夜間帯に多く利用されている。
サイト内で検索されたフリーワードは「死にたい」が第1位、そのほか「居場所」「妊娠」「虐待」など、最近のニュース報道に関連したワードが上位に上がっている。また、Mexでは相談のハードルがまだ高い子どもたちのために、悩み解決に役立つコラム(知識や情報)を掲載しており、昨年度は62本を配信した。
Mexは、これまでの利用状況や利用者の声を反映し、新たな機能も加えて、6月28日にリニューアルオープンした。それに伴い、11日に札幌で「SNSを活用した相談支援の現場から」と題した無料セミナーを開催する。セミナーでは、リニューアルしたMexの概要について報告する。
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