2019年7月23日
ネットの利用環境、10代は8割超が「スマホのみ」=LINE調べ=
LINEは、2016年4月から半期に1度実施している「スマホなどでのインターネット利用に関する定点調査」の2019年上期の結果を、18日に発表した。
それによると、日常的にインターネットを利用する環境について聞いたところ、「スマホのみ」との回答が54%で最多。調査開始から初めて5割を超えた。
また、「スマホ」でのインターネット利用者は全体の92%だったが、「PC」での利用者は41%で半数以下。「スマホとPC」の併用者は38%、「PCのみ」の利用者は3%だった。
アクティブなインターネット利用者の推移をみると、「スマホのみ」でのインターネット利用者は、過去4回の調査で増加している。
また、「スマホのみ」の利用者の割合は、男性より女性のほうが高く、約7割が「スマホのみ」と回答。女性の「スマホのみ」での利用は、前回の調査に比べて10ポイント増加した。
15~19歳の利用状況をみると、「スマホのみ」利用者の割合が81%と大きく増加。10代は8割超が「スマホのみ」の利用だった。その反面、「スマホ+PC」の利用者は前回比で半減した。
また、30~39歳、50~59歳でも「スマホのみ」利用が継続して増加していた。
今回の調査は、今年4月、全国の15~59歳の男女合計803サンプルを対象に、調査員による個別訪問留置調査で実施した。
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