2019年7月24日
21年卒の大学生5人に1人がインターンシップを経験済み =マイナビ調べ=
マイナビは23日、2021年卒の学生を対象に実施した「2021年卒マイナビ大学生インターンシップ前の意識調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、今年6月の調査以前に既にインターンシップを経験したことがある学生は23.8%で、5人に1人が「参加経験あり」だった。
現在の状況については、6月末時点で、77.0%の学生が応募以降の過程に進んでおり、インターンシップイベントには64.9%(前年53.6%、前年比11.3pt増)が「参加済み」と回答。夏のインターンシップ参加に向けて学生は昨年以上に早く動き出していることが分かった。
また、インターンシップに対して78.6%が「積極的である」と回答し、参加希望社数は5.1社(前年4.2社、前年比0.9社増)と意欲的な姿勢が窺えた。
インターンシップ先企業を選択する際に、「就職活動を意識している」と回答した学生は95.6%(前年92.4%、前年比3.2pt増)にのぼった。
このことはインターンシップの参加目的の上位に、「どの業界を志望するか明確にするため」「どの職種を志望するか明確にするため」があることからも裏付けられている。
参加目的のうち、「視野を広げるため」を選択する割合も前年より18.5pt増加。21年卒の学生は、インターンシップを「志望先を明確にする」ためだけでなく「視野を広げる」ためにも活用しようとしているようだ。
インターンシップ・プログラムの選択基準について、全体としては「参加しやすい場所で開催される」、「参加期間が短期間である」を挙げる割合が高かった。理系男子だけ、「参加期間が長期間である」(23.4%)と回答する割合が高かった。
またエリア10区分で、関東以外のエリアでは、「交通費や昼食など、もらえるものや具体的な補助がある」を選択する割合が高く、関東エリアでは「プログラムの種類がたくさんある」を選択する割合が高かった。
「参加したいインターンシップのプログラム内容」としては、「フィードバックの内容が自分自身のためになる」(63.2%)の割合が最も高く、以下、「実際に社員が働いている職場を見学することができる」(55.8%)、「個人に対して定期的にフィードバックを受けられる」(55.5%)が続いた。
インターンシップ以外の就職活動準備を今までに行ったことがある割合は81.6%だった。その内訳は、「自己分析」(59.1%)、「業界・企業研究」(53.4%)、「職種(仕事)研究」(32.9%)など。
この調査は、2018年から実施し今回で2回目。今回は、2021年春卒業予定の大学生・大学院生を対象に、6月20日~30日にかけて、Web上のアンケートフォームで回答を回収。有効回答数は6336人。内訳は文系男子983人・同女子3092人、理系男子1099人・同女子1162人。
関連URL
最新ニュース
- プログラミング学習 8割が「興味あり」も「難しそう」が最大の学習障壁に =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年12月12日)
- プログラミング言語別提示年収ランキング、2年連続Goが1位に =paiza調べ=(2024年12月12日)
- インヴェンティット、デバイス管理ツール「mobiconnect」が藤枝市役所で採用(2024年12月12日)
- 週休3日制で20代正社員が取り組みたいこと1位は「スキルアップや資格取得の勉強」=ジェイック調べ=(2024年12月12日)
- 日本数学検定協会、「すらら国際デジタル算数/数学コンテスト2024」で中1部門の優勝者に「SUKEN Award」を贈呈(2024年12月12日)
- デジタル人財の育成を目指す「AKKODiS高等学院」、2025年4月に開校(2024年12月12日)
- メディアナビ、AI文書チャット「LightPDF」がハリウッド美容専門学校に導入(2024年12月12日)
- Ubdobe、「遊びながら介護を学ぶボードゲーム」が千葉県内の中学で活用開始(2024年12月12日)
- 群馬大学 食健康科学教育研究センター、生物統計解析の手法を学ぶオンライン講座(2024年12月12日)
- 神戸大学とフューチャー、AIを活用した医療面接トレーニングアプリの開発を推進(2024年12月12日)