2019年10月11日
今後のビジネスパーソンにとって重要な知識やスキルは「英語」 = IIBC 調べ=
日本でTOEIC Programを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)
は9日、TOEIC Programを活用している企業・団体における英語教育・英語活用の実態調査とビジネスパーソンの職場での英語に対する意識についての調査を行い、その調査結果を英語活用実態調査として発表した。
調査の内容は、(1)企業・団体における英語の位置づけ、(2)ビジネスパーソンの英語に対する意識、(3)企業・団体におけるTOEIC Programの活用について、の3 部構成となっている。
企業・団体における英語の位置づけでは、「今後のビジネスパーソンにとって重要な知識やスキル」について尋ねたところ、回答企業の82.6%が「英語」を選択。続く「コミュニケーションスキル(聞く・理解する・伝える)」と並び、多くの企業で重要視されていることが分かった。
ビジネスパーソンの英語に対する意識では、「普段の英語の学習状況」で、全体の39.9%が普段から英語を学習していると回答。TOEIC L&Rスコア帯別にみると「800点以上」の58.3%、「600~800点未満」の43.9%、「600点未満」の36.6%が普段から英語を学習しているという結果だった。また、1週間のうち英語の学習にあてる時間は、全体では平均3時間42分だった。TOEIC L&Rスコア帯別にみると「800点以上」が6時間4分と特に長いことがわかった。
企業・団体におけるTOEIC Program の活用では、新卒採用時で「要件としている」が4.2%、「参考としている」が44.9%と半数近く、英語を使用する部署の中途採用では要件としている」が10.2%、「参考としている」が43.6%で、半数を超える企業が利用していることがわかった。
この調査は、2017年1月~2018年8月に、TOEIC Programの公開テスト団体一括受験申込あるいは団体特別受験制度(IPテスト)を利用した2442の企業・団体を対象に、2018年11月~2019年2月の期間、WEB 調査、質問紙郵送調査を併用で行われた。有効回答数は528。
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