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2019年10月18日
オリィ研究所、分身ロボでテレワーク研究に参加するテストパイロットを募集
オリィ研究所は17日、分身ロボットを利用した新たなテレワークでの働き方や外出困難な環境での社会参加の幅広い可能性を研究するため、分身ロボット「OriHime」、ならびに等身大120cmの分身ロボット「OriHime-D」で働くテストパイロットを募集する、と発表した。
同研究所は、外出困難な環境でも多様な働き方ができることを実証するため、昨年から「分身ロボットカフェDAWN」を試験的にオープンするなど、分身ロボットを用いた新たな働き方の研究を行っている。
同研究所には、育児・疾病・重度障害により、OriHimeでテレワークを行っている従業員が3人いる。また、すでに100社以上の企業が、従業員のテレワークの用途でOriHimeを導入している。
現在開催中の「分身ロボットカフェDAWN」では、重度障害者を中心とした外出が困難なパイロット30人が、分身ロボットを使ってカフェで接客を行っている。
外出困難者がOriHimeで働くカフェのプロジェクトは、2020年に常設店を目指している他、いくつかの企業と共にOriHime、OriHime-Dを使った接客や受付、通訳や遠隔アシスタントなどのテレワークの実証実験も複数実施している。
同研究所では、今回、外出困難だが就労意欲があり、それぞれの企業文化と合うパイロットとのマッチングを検証するために、テストパイロットを広く募集する。
テストパイロットの応募条件は、18歳以上で病気・怪我・介護・住む地域などの理由で外出が困難、正規雇用・パート・アルバイト問わず就労の意思がある、PCを普段から使い慣れている(ワード、エクセル、SNS程度はできる)、新しい事や挑戦が好きで社交的な人、というもの。応募締切りは12月末。
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