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2019年10月29日
ドコモとタカラトミー、業務提携契約を締結し「embot」の共同事業を開始
タカラトミーとNTTドコモは29日、業務提携契約を締結し、ダンボールで作るプログラミング教育サービス「embot(エムボット)」の共同事業を開始すると発表した。
これにともないプログラミングアプリで動かすことができるダンボール ロボットキット「e-Craftシリーズ embot」(希望小売価格:6000円/税抜き)を、2019年11月30日からタカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」で発売する。全国の玩具専門店、百貨店・量販店等の玩具売り場、インターネットショップでは2020年春に発売予定。
「embot」は、ダンボールを使用したロボットを自由に組み立てることで電子工作やものづくりの基礎を学ぶとともに、このロボットをタブレットやスマートフォン上でのビジュアル・プログラミングを通じて子どもでも簡単に操作することができるプログラミング教育サービス。
ドコモでは、現在多くの人にとってハードルの高い「プログラミング」を誰もが自由に扱え、便利な生活を自らの創造力や工夫で作り出していくことができる人材を多く増やしていくことを目指し、タブレットの販売などを通じて教育現場のICT環境整備の支援を行うとともに、実践的でありながら誰でも手軽に楽しくプログラミングを学べるスターターキットを世の中に提供するべく、ドコモの 新規事業創出プログラムである「39works」で、ドコモのプログラマーチームを中心に 「embot」の開発を行ってきた。
今回の業務提携は、事前の市場調査を目的とした販売での実績とユーザーから高い評価を得た「embot」を、両社で本格展開していくもの。
ドコモは、「39works」でこれまで事業開発を行いユーザーの声を元に改善を繰り返したノウハウを提供するとともに、教育機関との連携を推進。また、タカラトミーは自社で培ってきた玩具製品の開発力やノウハウを活用して改良し、「e-Craftシリーズ embot」の商品の製造、玩具 流通での販売を行う。さらに、共同でプロモーション活動を行うことで、さらなる普及促進に取り組み、家庭でも教育機関でも利用できるプログラミング教材を目指すという。
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