2019年11月1日
FIRST Japan、世界を目指す高校生ロボットチームのファンドレイジングを支援
青少年科学技術振興会FIRST Japanは10月31日、クラウドファンディングサービス「Makuake」を活用し、世界のロボット競技会への出場を目指す高校生チームのファンドレイジング活動のサポートを行うことを発表した。
米国FIRSTの主催する国際ロボット競技会に出場する日本の高校生チームが増えているが、大会に出場するにはチーム登録費、渡航費、活動費で大きな資金が必要となり、また、大会の趣旨として活動費全般をチームで集めることが奨励されているため、これまでチームはそれぞれクラウドファンディングサービスを利用してきた。しかし、高校生がクラウドファンディングを学びプロジェクトを立ち上げるには高いハードルがあった。
そこで今回、国際ロボット競技会「FIRST Robotics Competition」や「FIRST Global Challenge」に出場する国内チームを管理するFIRST Japanでは、クラウドファンディングの実施を希望するチームをMakuakeに紹介し、Makuakeは当該チームに対してファンドレイジングの基礎、プロジェクトの立ち上げ方を指導し、プロジェクトの終了までをサポートする環境を提供することとした。
その第1弾として、10月にドバイで開催された「FIRST Global Challenge」に出場した日本代表チームのプロジェクトを支援した。今後、高校生を対象とする「FIRST Robotics Competition」に出場する日本チームを中心に継続的にサポートしていく。
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