2019年12月2日
青少年科学技術振興会×チームラボ、国際ロボ競技会「日本予選」開催実現へ
青少年科学技術振興会FIRST Japanは11月29日、チームラボと「FRC(国際ロボット競技会)設立パートナー契約」を締結し、3年後のFRC公式予選会の日本開催実現に向けて協力していく、と発表した。
チームラボはFRC設立パートナーとして、資金・作業環境・技術メンターを提供。最初の活動として、今年10月にドバイで開催された高校生のロボット・オリンピック「FGC 2019」に参加する日本代表チームをサポートし、技術メンタリングを担当した。
FRC(FIRST Robotics competition)は、米国FIRSTが主催する14歳~18歳が対象の国際ロボット競技会。世界27カ国で開催され、3647チームが参加。
チームは、プロのエンジニアが使用するハードウェア、ソフトウェアを用いた重量50kgを超えるロボットを約6週間で制作し、予選会・世界大会を目指す。
FRCは、高い技術力と教育的効果が大きいことから、世界的な企業がスポンサーとして大会やチームを支援。世界大会出場チームには、全米の多くの大学からスカラシップを獲得する道も開かれている。
これまで日本ではFRCは開催されていないが、日本で公式予選会を開催することで、日本の高校生に世界に繋がる国際大会に参加する環境を提供できるようになる。
また、大会への参加は国外チームもできることから、アジア・オセアニアを中心とした海外チームの参加が見込まれる。さらに、ロボットを通じた国際交流の機会も同時に提供することができるようになる。
FIRST Japanとチームラボは、FRCの日本での公式予選の開催を契機に、STEAM教育プラットフォーム構築を加速させ、未来を拓くイノベーション人材の育成に取り組んでいく。
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