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2019年11月15日

ジョイズ、デジタル英語教材にAI機能を組み込めるAPIサービスを開始

ジョイズは14日、同社の英会話学習アプリ「TerraTalk(テラトーク)」の技術を応用し、企業や教育機関が自社の英語学習サービスなどのデジタル教材にAI機能が組み込めるようになるAPIサービス「LINGOS(リンゴース)」の提供を開始した。

「LINGOS(リンゴース)」提供イメージ画像

LINGOSは、TerraTalkで使われている発音評価や文法解析技術、チャットボットとの会話機能などをクラウドAPIとして提供することで、通常、1年から2年を要するAI英会話サービスの開発を最短4カ月に短縮し、各社オリジナルの教材を制作することができる。

これにより、学習指導要領に合わせて4技能を学習できるアプリを作成したり、過去の定期試験のデータをもとにアプリ上でテストを行う環境を整えたりして、現場の負担を大きく軽減することができるようになる。

主な機能は、チャットボットとのロールプレイ形式の英会話学習ができる「スピーキング機能」、AIが受講者の学習データから苦手分野を特定し、克服するためのドリルを提供する「弱点特定機能」、会話形式の生きた英語をヒアリングする「リスニング機能」など。

また、従量課金型で利用できるため、自社開発アプリの規模に応じて柔軟にコスト管理ができる。

「TerraTalk」は、AIが発音や表現の出来を診断し、「語彙」「発音」「流暢さ」「文法」の項目で、英語力を総合的に評価するアプリ。

教育機関では、特定の生徒グループに対して、グループ内偏差値を算出し、生徒のスピーキング力を定量的に可視化することで、指導の優先順位付けや生徒ごとの教材難易度を調整できるのが特長。

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