2019年11月22日
ファンタムスティック×新浜小の共同研究「ゲームinスクール」が成果
ファンタムスティックは21日、千葉・市川市の新浜小学校・特別支援学級との共同研究で進めている、授業にゲームアプリを取り入れるプロジェクト「ゲームinスクール」が大きな成果を見せている、と発表した。
今回の検証実験から、回答数で最大2.7倍、正答数でも最大2.6倍の効果があることが判明。教室では、「アプリ学習はスラスラ解けるから楽しいんだ」、「やった!2000問超えた!」などと児童の歓声が上がり活気があるという。
これまでの紙と鉛筆でのドリル学習は、問題を解く以前に上手く書けない、消しゴムで消す、キレイに消せない、それで紙がぐちゃぐちゃになるなどが原因で、児童のやる気を削ぐ事が多く見受けられた。
ところが、iPad学習はタッチするだけなので、こうした問題が全てなくなる。そのため集中して問題に取り組めた結果、回答数が上がったと考えられる。
また、習熟度別に分けたA~Dグループごとの実証研究では、回答数、正答数ともに大幅アップ。アプリ学習の効果が数字にもあらわれた。
ゲーム学習アプリで、時短で効率的に授業が行えるようになり、児童の「やる気」も大きく向上した。次は、授業が効率よくなったことで新たに生まれた余白の時間を、どう使うかが重要となる。
同社では、学校でのゲーム学習アプリ導入を進めるため、算数忍者、国語海賊、地図エイリアン、英語キャッツなどのゲーム学習アプリのVPP化*1を進めている。VPP化で、学校などの団体のアプリ一括購入が可能になる。
今回の新浜小学校・特別支援学級との共同研究で大きな成果が出たことから、「ゲームinスクール」プロジェクトの全国展開を目指し、新たな導入校の募集も行っている。
*1:VPP化とは、VPPは、AppStoreのサービス
関連URL
最新ニュース
- iTeachers TV Vol.442 桐光学園 中・高 樋田健嗣 先生(後編)を公開(2025年2月12日)
- 出雲市社協、ひきこもり・不登校の子どもと保護者を支える第3の居場所「サードプレイスMAP」を公開(2025年2月12日)
- 高騰する大学進学費用、受験生の親の9割以上が「家計の見直し」を実施 =武田塾調べ=(2025年2月12日)
- 相模原市、「ロボット大集合!inアリオ橋本2025 with ROBO-ONE」15日・16日に開催(2025年2月12日)
- ソフトバンクロボティクスと大修館書店、「データサイエンスと探究、そしてDXハイスクールでの探究」24日開催(2025年2月12日)
- 朝日出版社、「CNNのニュースを使ったデジタル活用とリスニング指導の実践と理論について」3月開催(2025年2月12日)
- DMM.com、「オンライン英語学習で中高の英語授業が進化する!」3月31日開催(2025年2月12日)
- IssueHunt、サイバーセキュリティカンファレンス「P3NFEST」の登壇者とハンズオン講師を発表(2025年2月12日)
- JTB、中高生が観光や地域活性化をテーマとした探究成果のコンテスト「未来探究祭」Final STAGEを23日開催(2025年2月12日)
- ELSI大学サミット「AIを中心とした倫理的、法律的、社会的課題の取り組みを産学官が発表」3月開催(2025年2月12日)