2020年3月17日
自由学園、高校生徒が「平和で持続可能な社会づくり」の学習講座サイト制作
自由学園(東京・東久留米市)は16日、同校の男子部高等科の生徒と教師が、新型コロナウイルスで休校中の生徒のために、「平和で持続可能な社会づくりのための学び」と題する学習サイトを立ち上げたと発表した。
同学園は、新型コロナウイルスの影響で、男子部・女子部(中等科・高等科)が2月29日の登校を最後に休校となった。寮も閉じ、寮生は全国各地・海外の自宅へと帰り、それ以降は自宅学習をしている。
思わぬ長期休校の中、男子部高等科3年生1人と高等科2年生2人(2人は東京在住、1人は名古屋在住)と同学園副学園長・男子部部長の更科幸一氏が、このような時だからこそできる学びがあるのではないかと、「平和で持続可能な社会づくりのための学び」のサイトを企画・制作した。
企画からサイト完成まで5日間という短期間で、東京にいる生徒が動画撮影をし、名古屋の自宅にいる生徒が動画編集とサイト立ち上げを実行した。
同学園男子部(中等科・高等科)では、2016年度から、国連が定めた「国際平和デー」の1週間を「平和週間」とし、平和と真正面から向き合い考える時間を作ってきた。
生徒からも係が出て、どのようなことについて学びたいか意見を出し、教師と一緒に計画を立てているほか、毎年各界から講師を招き話し合っている。当初は男子部だけだったが、ここ数年は女子部の生徒も参加している。
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