2020年5月28日
発達改善スクール・ハッピーテラスと通信制・ルネサンス高校が提携
発達改善スクール「ハッピーテラス」を運営するハッピーテラスは26日、通信制高等学校を運営するルネサンス高等学校と提携したと発表した。
ハッピーテラスは、児童福祉法に基づく障がい児通所支援で、主に発達障がいをもつ小学生から高校生を対象とした、放課後等デイサービス事業。全国に116拠点展開しており、コミュニケーション力の育成をテーマに、多様なカリキュラムを提供。
また、ルネサンス高校は、登校日数が最短で年4日間の通信制高等学校で、多くの時間を将来につながる学習や活動に使えることが特長の一つ。仕事をしながら高校を卒業したい、夢と勉強を両立したい等、各々のニーズに対応した学習スタイルを確立しながら高等学校の教育課程を学び、全日制高校と同じ卒業資格を取得することができる。
2009年の文部科学省の調査結果では、発達障がいの子どもの高校進学率は75.7%と、一般児童の進学率と比較して低いことが分かっており、ハッピーテラスとルネサンス高校は両者の事業を提携することで、発達障がいの子どもの高校進学と卒業資格取得を推進し、自立を後押しする。
中学校までの義務教育課程が終了し、これから高校へ進学予定の人、また現在高校生で中途退学を検討している人等、高校への通学に不安や戸惑いを感じている人は、通信制のルネサンス高校に入学・在籍することで、自由な時間に学びながらハッピーテラスの放課後等デイサービスに通所することができる。
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