2020年6月3日
未来技術推進協会、発達障がいの幼児向け「オンライン認知学習アプリ」を開発
未来技術推進協会は2日、発達障がいや発達に遅れがある幼児向けの「オンライン認知学習アプリ」を開発していると発表した。
このアプリは、一般幼児だけでなく、発達障害やその疑いのある子どもも使えて、小学校入学までに必要な基礎的な学習が段階的に無理なく積み重ねられる。
また、アプリの到達度に応じた発達の目安(発達指数)が視覚化でき、現在の子どもの学習到達状態を把握できる。子どもだけでも学習でき、保護者の負担軽減にもつながる。
学習内容は、発達障がい児が自分だけでも使えるようにするために、アプリの使い方がシンプルかつ難易度をスモールステップで達成感を感じられるように、2枚の同じ種類や属性のカードを選択する形式。
内容は大きく分けて、5つの分野(語彙、色、形、文字、数字)を用意。手順通りに段階的に実施することで、発達段階の指標が提示され、保護者が現在の子どもの状態やその先の発達課題が分かるようになっている。
現在は、webアプリで試作品を開発している段階。今後、保護者にヒアリングをしながら、実際に多くの子どもたち使ってもらい、効果を検証していく。
次の段階では、Wi-Fiなどの通信環境がない場所でも使えるネイティブアプリを検討。そのため、ネイティブアプリ技術に関する知識がある人材を募集している。
関連URL
最新ニュース
- iTeachers TV Vol.408 神田外語大学 石井雅章 先生(前編)を公開(2024年5月8日)
- すららネット、京都府南丹市の小中学校で「すららドリル」本格導入(2024年5月8日)
- チエル、協働学習支援ツール「InterCLASS Advance」を6月にバージョンUP(2024年5月8日)
- 日本視聴覚教育協会、「全国自作視聴覚教材コンクール」作品募集を開始(2024年5月8日)
- 沖縄県立コザ高校、プラットフォーム「リブリー」を使った学習評価を実施(2024年5月8日)
- 国際高等専門学校、e-kagaku国際科学教育協会・サイエンス・ラボと連携協定締結(2024年5月8日)
- 明治学院大学、「情報数理学部」開設記念式典・記念講演を横浜キャンパスで開催(2024年5月8日)
- SEプラス、遊びながらIT用語を学べる「ICTかるた」開発 葛飾区立全小学校に寄贈(2024年5月8日)
- Future Coders、プログラミング入門用書籍「p5jsで学ぶJavaScript入門」刊行(2024年5月8日)
- COMPASS、「働き方改革支援補助金2024」の実証自治体・学校の募集を開始(2024年5月8日)