2020年6月3日
人間総合科学大、大学再開時から「おでこ温度」の計測システムを導入
人間総合科学大学は1日、学校内での新型コロナウイルスの感染対策として、生徒のおでこの温度をサーモグラフィーで映し出す「おでこ温度」の測定システムを、8日の大学再開時から蓮田キャンパスで導入すると発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、学校内でも十分な感染防止への配慮を実施しているが、さらに大学にある資源を有効活用して取り組めることがないかと考え、人間総合科学大学の研究所で使用している、皮膚の表面から放射される赤外線を分析して可視化できるサーモグラフィーを利用して、生徒の“おでこ”の温度を接触することなく計測できるシステムを導入。
今回導入するシステムは、サーモグラフィーで体の表面の温度を測定しており、体の内部の安定した温度を表す「体温」とは異なる。あくまで発熱の自覚がない人が気づくための目安として活用し、サーモグラフィーで温度が高く表示された場合は、保健室等で体温を速やかに計測。
体温計不足の問題や、1人暮らしで体温計を持っていないという学生もいる中、生徒におでこ温度を計測してもらうことで体調の変化に気づき、体の中心部分の温度に関心を向け、体温計での検温を促すことが目的。
関連URL
最新ニュース
- オーディーエス、2024年度の鳥取県GIGAスクール運営支援センター業務を受託(2024年4月19日)
- AmbiRise、電子請求サービス「Haratte」の導入で釧路市の学校・教委の支払業務が85%削減(2024年4月19日)
- 子育て環境、8割の保護者が「地域間格差がある」と回答、特に「子育て施設・設備」で実感 =トラストバンク調べ=(2024年4月19日)
- 小中学生の60%が「新学期に学校に行きたくないと感じたことがある」=ニフティ調べ=(2024年4月19日)
- 保護者の6割以上が子どもの自主学習をサポートしている=明光義塾調べ=(2024年4月19日)
- 国公立大学現役合格者の勉強時間、高3で休日6時間以上が48.6% =じゅけラボ予備校調べ=(2024年4月19日)
- 東京理科大、「デジタル人材」を育成する学部・学科を2026年4月に新設(2024年4月19日)
- 東京経済大学、高校生向けのオンライン講義「東経大ライブ」26日から全10回配信(2024年4月19日)
- 東京大学とNTT東日本、地域循環型社会の実現に向け産学協創協定を締結(2024年4月19日)
- 国立高等専門学校機構、「第3回 高専GIRLS SDGs×Technology Contest(高専GCON2024)」開催(2024年4月19日)