2020年6月4日
アオバジャパン、在校生が手作りした「バーチャル卒業式」を実施
アオバジャパン・インターナショナルスクール(アオバ)は2日、「バーチャル卒業式2020」を5月27日にオンラインで実施したと発表した。
卒業式では、国際バカロレアDP(ディプロマ・プログラム:16歳~19歳の生徒が対象)修了生を含む高校三年生12人が、同校の生徒たちが構築したバーチャルキャンパス内に設置された会場で、卒業式の開会、修了証受領、答辞までの全工程に3Dアバターとして参加した。卒業式の様子は動画共有サイト「Vimeo」を通じて関係者にリアルタイムで配信。
新型コロナウイルス感染防止対策で大規模なイベントが次々と中止される中、アオバ卒業生の大切な門出を祝う卒業式を思い出のあるものにしたいと、同校5年生から11年生の在校生の有志約50人と一部の卒業生がバーチャル空間に”手作り”した会場内で「バーチャル卒業式」が行われた。
バーチャル空間は、サンドボックスゲームである「マインクラフト」上で作られ、卒業生がこれまで過ごしたアオバの体育館や校舎なども卒業生のアバターと共に再現された。
このバーチャル卒業式実現の背景には、アオバの教育理念にある、創意工夫・チャレンジ精神・問題解決力のなどマインド面の育成も重視した教育があったという。
新型コロナウイルス感染拡大により通常の卒業式が出来ない状況におかれた際に、教員・生徒が何らかの形で思い出になる卒業式を実行できないかと、一丸となって考え行動した結果、卒業生たちの心に残る革新的で温かい卒業式の開催に至った。
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