2020年7月22日
京都大、「“人を知る”人工知能講座2020」オンラインで9月から開講
京都大学大学院情報学研究科知能情報学専攻と京大オリジナル社は、全8セッション(各セッション4日間もしくは2日間)の技術者向け人工知能講座を、9月から来年3月にかけて開講する。

昨年度から2期目の今回は、新型コロナ対応で、オンラインで講義と演習を実施。各研究室の教員が提供する、最先端の研究に根差した講義と具体的実装体験を通し、人工知能の本質の理解と実世界課題解決に向けた実践的技術の習得を目指す。
同講座は、知能情報学専攻の特長でもある、網羅的な人工知能に関する研究分野に携わる8人の教授が担当。知能メディア、機械学習、脳認知という幅広いAI技術で、「人を知る」ことで得られる最先端の理論を学ぶことができる。
また、理論だけでなく、Pythonなどを使ったクラウド上での開発演習を行うこともでき、実践的な技術を身に付けることもできる。
カリキュラムは、講座8つのセッションから成り、それぞれ1つの研究室が講座を提供。各セッションは、4日間(20コマ相当)もしくは2日間(10コマ相当)の講義と演習で構成されている。
また、同講座に関するオンライン(Zoom)説明会を、8月19日11:00~12:00に開催する。
「人工知能講座」開催概要
開催日程:9月~2021年3月(木・金)9:30~18:00
開催方法:オンラインを利用した講義・演習
対象:人工知能を活用した課題解決に取り組んでいる・取り組みたい技術者
内容:
・「知能メディア」3session(①コンピュータービジョン、②音声メディア、③自然言語処理)
・「認知システム」2session(④統計的機械学習、⑤離散構造データからの機械学習)
・「脳認知科学」3session(⑥認知情報、⑦心理情報、⑧脳情報)
期間:
・「知能メディア」と「認知システム」は各session4日間(週2日×2週)
・「脳認知科学」は各session2日間(週2日×1週)
定員:各セッション20人程度
受講料:
・「知能メディア」「認知システム」各session30万円(税別)
・「脳認知科学」各session15万円(税別)
・「一括受講」(全8session)160万円(税別)
必要なもの:PCおよびオンライン受講ができるウェブ環境(演習環境は提供)
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













