2020年8月13日
関西学院大、留学できない学生にオンラインプログラム参加を支援
関西学院大学は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響により、学生が夏休みに海外に出かける留学プログラムを中止している。先行きが不透明な状況のなかで、学生に対し、海外の大学の教育に触れる機会を少しでも持ってもらおうと、夏休み中に実施される海外協定大学のオンラインプログラムを紹介し、その参加費用の一部を支援する仕組みを導入している。
国際教育・協力センター(CIEC)が窓口になって取り組んでいるもので、275校ある海外協定大学のうち、7カ国・地域の11大学で実施する。なお、7月末時点で約30人の学生が申し込みをしているという。
支援対象となるプログラム
海外協定大学が提供するオンライン教育プログラムで、授業時間が1350分以上あり、9月22日までに完了するもの等、一定の基準をもとに国際教育・協力センターが選定している。
<紹介予定プログラム>
・チェンマイ大学(タイ) 英語学習+SDGsについて学ぶ
・クイーンズランド大学(オーストラリア) 英語集中学習
・アデレード大学(オーストラリア) 英語集中学習
・ペンシルベニア大学(アメリカ) 英語集中学習
・ニューメキシコ大学(アメリカ) 英語集中学習
・ビクトリア大学(カナダ) 英語集中学習
・カルガリー大学(カナダ) 英語集中学習
・トロント大学(カナダ) 英語集中学習
・ダブリンシティ大学(アイルランド) 英語集中学習
・長榮大学(台湾) 中国語集中学習
・慶熙大学(韓国) 韓国語集中学習
支給金額 一人あたり2万円。
受講後1カ月以内に受講記録(成績証明書・修了証等)、報告書を、アンケート回答とともに提出。ただし、単位付与・認定は行わない。
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