2020年10月21日
ブレインアカデミー、私立中高のコロナ禍における学校運営の調査、結果発表
ブレインアカデミーは、全国の私立中学校・高等学校を対象に、今年度コロナ禍における学校運営に関するアンケート調査を実施し、20日その結果を公表した。
調査は9月28日~10月12日に行われ、71校から回答を得た。それによると、現在は大多数(97%)の学校で通常通り対面で授業を実施している。授業のオンライン化にあたっては、生徒全員がノートPCまたはタブレットを保有している学校は4分の1程度にとどまり、学校内においても学年やコースなどによってICT機器の整備状況が異なる学校も多いが、生徒が保有するスマートフォンの活用や学校で保有するICT機器の貸出などで、ほとんどの学校でオンライン授業実施の環境は整っていた。
オンライン授業の位置づけとしては、「対面授業が不可能な場合の一時的な代替措置」が最も多く38%、次いで「通常の対面授業を補完する補助的な学習手段」が37%、「対面授業と同程度に重要な学習手段」と捉える学校は最も低く25%だった。
募集広報関連イベントについては、対面のイベントとオンラインのイベントの両方を実施している学校が最も多く65%程度だった。塾や中学などへの訪問活動を頻度や訪問数を縮小しつつ行っている学校が56%と最も多かった。また、facebookやyoutube、新聞広告、学校HPの充実など、さまざまな媒体を使い、工夫しながら情報を発信している学校の多いことが窺えた。
補習や面談など個人指導においては、8割近くの学校が通常通り実施している一方、進路関連のイベントについて通常通り実施している学校は2割程度にとどまった。
部活動を通常通り実施している学校は65%で、残りの学校は方法を変えて実施しており、部活動を実施していないと回答した学校はなかった。
学校行事全体において、例年実施していた行事を8割以上実施できている学校はわずか3%にとどまり、4割~7割程度実施している学校が56%と最も多かった。行事別にみると、通常通り実施した学校の割合が最も少ないのが「文化祭」で、全回答校が方法を変えて実施または実施していないと回答した。
コロナ対応において、各校が考える保護者が重要視していると思う点は学校の「クラスター感染予防策」が最も多かったのに対し、生徒にとっては教員の「オンライン授業のスキル」向上が最も重要という結果となった。コロナ対策としては、「マスク着用の徹底」「換気の徹底」は全回答校で実施しており、次いで「手洗い・アルコール消毒の徹底」「集会の制限・実施方法の変更」が97%、「検温の実施」が92%となった。
アンケートの分析結果は27日・30日に実施の同社セミナーで詳細を報告する。また詳細な分析結果は有料で頒布している。
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