2020年11月13日
日本の保護者は世界平均より子どものオンライン行動を確認せず =アバスト調べ=
アバストは12日、世界12カ国の保護者を対象とした、子どものオンラインでの行動に関する調査結果を発表した。
調査は日本国内の保護者501人を含め、世界12カ国の保護者6000人以上を対象に、6月に実施された。
それによると、「子どものSNSアカウントのパスワードを把握している」と回答した日本の保護者は18%、また「子どもが使用しているアプリを定期的に確認する」と回答した日本の保護者は22%で、いずれも調査対象12カ国中、最も低い結果となった。世界平均はそれぞれ29%と43%で、子どものオンライン行動を意識的に確認している日本の保護者は少ない傾向が明らかとなった。
今回の調査では外出自粛期間中の子どものオンライン行動の変化についても訊ねた。日本の保護者の51%が外出自粛期間中は「子どものインターネットの利用時間が以前より増加した」と回答しており、中でも動画や音楽の視聴、オンラインゲーム、チャットに費やす時間が増加したことが明らかになっている。
保護者が外出自粛期間中に子どもに許可したインターネット利用時間の平均は、1日に2時間以内が最多で44%、ついで2~4時間が33%、23%の保護者は4時間以上と回答していた。
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