2020年11月18日
中学生9割近くがグループチャット利用で約半数がトラブル経験 =ニフティ調査=
ニフティは17日、同社が運営する子ども向けサイト「キッズ@nifty」にて、「友だち・グループ」に関するアンケート調査を実施、調査レポートを公開した。
同調査では、小中学生を中心とした子どもたち1264人を対象に、SNS・LINE等で友だち同士のグループチャットがあるか、1日どのくらいの時間グループチャットをしているか、グループチャットで問題が起きたことはあるか、などについてアンケートを実施した。
小中学生のスマホ利用が増加している中、小学生の約半数、中学生では9割近くがLINEなどのグループチャットを利用していることが分かった。グループチャットを利用している子どもの約半数が、何らか問題が起きたことがあると回答し、グループチャットが友だち同士のやり取りに欠かせないツールとなっている一方で、利用する中でトラブルも発生している状況が見えてきた。
調査では、小学生の約半数、中学生では9割近くが、友だち同士のグループチャットが「ある」と回答。SNSが子どもにとっても重要なコミュニケーションツールの1つになっている様子が伺える。また小学生、中学生とも「1~3個」のグループチャットに入っており、中学生では4個以上のグループチャットに入る人が7割近くいるなど、小学生と比較してより多くのグループチャットに入っていることが分かった。
1日のうちグループチャットをしている時間は、「1時間未満」との回答が多い結果となった。中学生は小学生と比較し「1時間未満」の割合が多く、部活動や勉強で忙しくなることが要因として考えられる。また小中学生とも、約半数がグループチャットで問題が起きたことが「ある」と回答。中学生になるとトラブルを経験した人の割合がやや増加している。
グループチャットで起きた問題でもっとも多かったのは悪口や誹謗中傷など「会話について」のトラブル。次いで、「通知で時間がとられる(勉強の妨げになる)」との回答が多い結果となった。中学生になると、「既読無視」やグループに招待されない・しないなど「メンバーについて」のトラブルも増加傾向にある。
関連URL
最新ニュース
- みんがく、自治体向け「無償スタート応援!教育特化型の生成AI活用キャンペーン」開始(2025年3月14日)
- 教育ネット、タイピング大会 実証自治体を限定10自治体募集(2025年3月14日)
- アローリンク、長野県が「Liny」を活用し「ながの子育て家庭優待パスポート」をリニューアル(2025年3月14日)
- ChatGPTなどの対話型生成AI、「学校で利用したことがある」小学生は16.8%、高校生は27.7% =学研調べ=(2025年3月14日)
- 6割強の親が「老後の備えより子どもの教育費にお金を回したい」と回答 =ソニー生命調べ=(2025年3月14日)
- 「大人になって学んでおけばよかった」No.1は「金融知識」 =日本こどもの生き抜く力育成協会調べ=(2025年3月14日)
- 通信制高校の選択、約6割は子供自身の意思で進学を決定 =ウェブクルー調べ=(2025年3月14日)
- 放課後NPOアフタースクール、「共働き世帯の小学生の放課後の過ごし方」調査結果(2025年3月14日)
- サイボウズ、ソーシャルデザインラボ「不登校・行き渋りに関するインタビュー調査」(2025年3月14日)
- キズキ、「不登校保護者の夫婦関係」のアンケートを実施(2025年3月14日)