2020年11月27日
2023年開校予定の「神山まるごと高専」、ZOZO元CTOの大蔵氏が学校長に
2023年4月1日開校予定の「神山まるごと高専」の設立準備委員会は26日、同校の学校長に、ZOZOテクノロジーズ取締役の大蔵峰樹氏(44)が就任予定であると発表した。
同設立準備委員会は、「神山まるごと高専」の設立を目指し集まった有志の委員会で、大蔵氏は今後、同委員会の中心メンバーとして、教員採用やカリキュラム設計などを担っていく。
同校は、「テクノロジー×デザインで人間の未来を変える学校」をコンセプトに掲げ、高等専門学校の枠組みを用い、5年間かけて次代を動かす人間を育成することを目指している。
現在、同委員会メンバーが、開校に向けてカリキュラムの策定や教員の採用、学校建設計画などを進めている。
学校長候補の大蔵氏は、自身も高専出身で、大学院在学中に起業も経験。その後、日本最大級のECサイトZOZOの立ち上げやCTO(最高技術責任者)を経験するなど、同校が目指す学生像である「起業するデザインエンジニア」を体現。
2023年4月の学校長就任後は、目指すべき学校像の具体化、教育課程(カリキュラム)の編成、学生および協力者の獲得、利害関係者への発信などの業務を担当する。
「神山まるごと高専」概要
開校予定日: 2023年4月1日
学校予定地:徳島県名西郡神山町内
修業年限:5年
就学スタイル:全寮制
初年度学生数:40人
教師予定数:20人
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