- トップ
- 企業・教材・サービス
- ベネッセ、経産省「未来の教室」実証事業に採択、高校生向け「防災学習のSTEAM教材」
2020年11月5日
ベネッセ、経産省「未来の教室」実証事業に採択、高校生向け「防災学習のSTEAM教材」
ベネッセコーポレーションは4日、2018年度から3年連続で経済産業省が主導する「未来の教室」実証事業の事業者に採択されたことを明らかにした。
実証事業として、同社では高校生向けの「防災学習のSTEAM教材」を開発する。国内外の災害発生状況も踏まえつつ、高校生たちが自分の住む地域のハザードマップや統計情報をもとに、地域の防災・減災を探究し、自分たちが考える防災・減災へのテクノロジー活用事例として、解決策となるロボットを大学・企業・地域自治体とともに考えるという内容になっている。
教材開発では、岡山大学大学院の亀川哲志研究室と連携する。亀川准教授は災害時のレスキューロボット開発に豊富な経験を有しており、高校生たちはロボット開発に含まれるセンサー・制御系・駆動系の先端テクノロジーを学び、それらを組み合わせて新しいロボットを企画し、プロトタイプ開発を目指す。
このたびの実証事業を通じ、同社は、学校の授業で生徒がワクワクしながら学ぶために教員に求められるノウハウ、学校の教科で学んだ知識を社会課題に基づいて探究・研究するためのノウハウを明らかにし、学校現場に提供する。
また、STEAMの学びを推進するために不可欠な情報活用能力、論理的思考力、物事に主体的に関わっていく態度などを身につけられるカリキュラムを開発するとともに、これらのスキルを育成・評価する同社の教材やアセスメントとの連携を検討する。
関連URL
最新ニュース
- 学習者用デジタル教科書を積極的に活用したグループは「成績が高い」=東京書籍ほか共同調査=(2024年3月29日)
- 中学生の平日の勉強時間、平均は1時間半で塾に通っている子どもほど家庭学習の時間も長い=塾選調べ=(2024年3月29日)
- コニカミノルタジャパン、茨城県結城市に学校教育向けソリューション「tomoLinks」導入(2024年3月29日)
- コドモン、兵庫県三田市の公立保育所・こども園にICTサービス「CoDMON」導入(2024年3月29日)
- みんなのコード、「小・中・高等学校における情報教育の体系的な学習を目指したカリキュラムモデル基本方針」発表(2024年3月29日)
- LINEみらい財団、2024年度版「GIGAワークブック」全国の学校向けに無償提供開始(2024年3月29日)
- 「第5回全国高専ディープラーニングコンテスト」の本選開催概要を発表(2024年3月29日)
- 角川ドワンゴ学園、「AI入学式」を4月7日17:00から生配信(2024年3月29日)
- ウェブ解析士協会、「WACA資格」の受講者数・受験者数・合格者数を発表(2024年3月29日)
- イオンファンタジー、ゲーム学習カリキュラムをベネッセのオンラインスクールに提供(2024年3月29日)