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2020年12月4日
「進研ゼミ小学講座」、小学生が選ぶ「今年の漢字」「憧れの人物」などを発表
ベネッセコーポレーションの通信教育講座「進研ゼミ小学講座」は3日、小学3~6年生の会員7661人を対象に実施した「2020年の出来事や将来に関する小学生の意識調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「キミの1年を漢字1字で表すと?」との質問では、1位が「笑」、2位「幸」、3位「新」で、トップ3すべてがポジティブな漢字だった。
コロナで生活が大きく変化する中でも、それを新しい経験として、楽しみや幸せを見つけながら、家族や友達と充実の日々を送っていたことがうかがえる。
「キミがあこがれている人/ヒーローはだれですか?」との質問では、1位「『鬼滅の刃』の炭治郎」、2位「お母さん」、3位「『鬼滅の刃』の胡蝶しのぶ」だった。
「鬼滅の刃」の主人公「竈門炭治郎」と「お母さん」は、「優しい」「家族のためにがんばっている」点が、憧れの共通点。
1位の「炭治郎」は「あきらめずにがんばる」姿勢に憧れるという声も多くあり、2位の「お母さん」は「家族のためにいろいろなことをしてくれる」という声が目立った。休校や外出自粛で一緒に過ごす時間が増え、ありがたみを感じる機会が増えたのかもしれない。
「鬼滅の刃」の登場人物は、7人がトップ10入りしており、全体でも多くの回答(2007票)があった。
「将来やってみたい仕事は何ですか?」との質問では、上位に芸能やアニメ、動画、ゲームなどのエンタメ関連の仕事が入っている。
今年は自宅で過ごす時間が増える中で、読書やTV・インターネットの視聴時間が増えたという調査結果もあり、よりエンタメが身近になり、将来やってみたい仕事として意識されたと考えられる。
女子1位の「芸能人」には、オ―ディションプロジェクトから生まれたガールズグループ「NiziU(ニジュー)」の影響があるかもしれない。NiziUは、「憧れの人物」として支持する声も多く(94票)あった。
男子1位の「ゲームクリエイター・プログラマー」には、「あつまれ どうぶつの森」「フォートナイト」「マインクラフト」といったゲームが、小学生に流行っていたことも関係していると考えられる。
また、医者や看護師も入っており、コロナ禍で医療の意義を子どもたちが感じたことも影響しているようだ。
「キミがこの1年で好きになったことや好きになったものは何ですか?」との質問では、ゲームやアニメ、読書(マンガ・本)など、家で楽しめるものが上位に入った。
1位の「鬼滅の刃」は、回答者全体の約3割が具体的な作品名を出して回答していた。
「キミがクリスマスにお願いする予定のものは何ですか?」との質問では、ゲームや本・マンガといった、家で楽しめるものが人気だった。
また、今年はどんなサンタが来ると思うかも聞いてみたところ、「密を避けるために、トナカイの数を減らしている」「オンラインサンタ」「外出自粛による運動不足で太ったサンタ」といったwithコロナ仕様のサンタクロースを想像した答えが目立った。。
この調査は、11月20日(金)~23日(月)にアンケートで実施し、「進研ゼミ小学講座」の小学3~6年生の会員7661人(女子5170人・男子2491人)から回答を得た。その結果を分析し、ランキングとともにまとめた。
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