2020年12月21日
情報工場×九州大、「調べ学習の学習行動と知識変化」に関する共同研究を開始
情報工場は、九州大学と共同で、調べ学習における学習行動パターンが知識の広がりにどう影響するか、に関する共同研究を開始したと18日に発表した。
この共同研究は、同大の授業「課題協学」内のテーマ「人間社会におけるデータの利用:2030年のデータ利用サービスをデザインする」で、様々な資料を調べる「調べ学習」で取った学習行動と、それにより知識がどのように広がったかをデータ化・分析し、学習者が効果的に知識を広げることのできるパターンを見出すもので、11月からスタートさせた。
同研究では、学生は、Web検索・図書館などでの資料閲覧、同社の書籍ダイジェスト配信サービス「SERENDIP(セレンディップ)」のダイジェスト閲覧の3つを使って調べ学習を複数回行う。
全ての回の学習行動履歴を記録し、各調べ学習の終了後には、学生は、調べ学習のテーマに関連する概念(知識)を線でつないだ図(概念地図)を、調べ学習の成果として作成。
これらの実験データから、各学生が行った調べ学習での行動履歴の時系列データをディープラーニングまたは統計的手法でクラスタリングしたうえ、カテゴリ分けする。
その上で、行動履歴のカテゴリごとの知識の広がりの違いを分析し、どのような行動パターンが知識の広がりに貢献するかを考察する。
共同研究の概要
研究期間:11月12日(木)~2021年3月31日(水)
研究対象者:九州大学の学生のうち研究参加に同意した学生(20~40人)
使用物:Google Chromeがインストールされたパソコン、Google Chromeの拡張能History Master、SERENDIPダイジェストを設置したWebサーバ、インターネット、図書館の資料、SERENDIPダイジェスト
関連URL
最新ニュース
- MetaMoJi、リアルタイム学習支援サービス「MetaMoJi ClassRoom 3」に「メタモジドリル」を搭載(2025年12月12日)
- SDT、静岡県磐田市で生成AI活用した「子育て分野」チャットボットの実証実験開始(2025年12月12日)
- さつき、離島で遠隔授業 島根県教委員に電子黒板「ミライタッチ」を導入(2025年12月12日)
- ラインズ、神奈川県秦野市が全児童ホームで入退室管理システム「安心でんしょばと」導入(2025年12月12日)
- 1位は「高」、Z世代が選んだ「今年の漢字」&「2026年やりたいこと」ランキングを公開 =MERY調べ=(2025年12月12日)
- Z世代の漢字離れを検証、漢字の読みが難しい“難漢”大学ベスト10を発表 =嘉悦大学調べ=(2025年12月12日)
- 大学受験生への声掛け、53.5%の親が「ねぎらいや体調を気遣う言葉で」と回答 =塾選調べ=(2025年12月12日)
- 郁文館高校、中3生向け「都立自校作成型オープン入試」を2月14日に実施(2025年12月12日)
- バッファロー、札幌第一高校へのマルチギガネットワークの構築事例を公開(2025年12月12日)
- 富士フイルムシステムサービス、ICT活用に向け大阪教育大学と包括連携協定を締結(2025年12月12日)













