2021年12月10日
オーナー×宮城大、「良質な探究学習体験デザイン」に関する共同研究を開始
オーナーは9日、2022年度から高校で「総合的な探究の時間」の本格実施が始まることを踏まえ、宮城大学地域資源マネジメント研究室(佐々木秀之准教授)と共同で、「ICTを活用した効果的・実践的な探究学習コンテンツの構築に関する実証研究」を立ち上げたと発表した。
同社は、オンラインのキャリア学習教材「GATEWAY」の開発を進めている。「GATEWAY」上には、地域で活躍する社会人のインタビュー記事や、企業の課題解決の事例など、多様なコンテンツを収録。
身近な地域の企業人や、アーティスト、医療関係者を始めとした「地域の探究者」、活躍の場を東北に限らず国内外で活躍しているクリエーター、起業家などの「国内外の探求者」による探究に関する独自記事の掲載を行い、教材の充実に取り組んでいる。
一方、同研究室は、地方創生などの研究や大学生の実践活動など、探究学習につながる活動を行ってきた。
今回の共同研究では、「良質な探究学習体験はどのようにデザインできるか?」を研究軸に、①探究学習教材の事例調査、②タブレットなどのデバイスを使ったICT教材の開発と実証、③探究学習における評価指標の開発、④開発したコンテンツの実装を実施し、産学官連携でコンテンツの開発を進めていく。
また、同研究は両者だけの中に閉じることなく、学校や社会の中で実践的にPDCAを回し、関わる学生や利用した高校生、教師からのフィードバックをもとに仮説検証し続け、より良い学び体験を共創していく。
その第1弾として、同大佐々木准教授と同社代表・佐々木敦斗氏による話題提供と、大学生たちとの公開ディスカッションイベントを、11日にオンライン開催する。
ディスカッションイベント概要
開催日時:12月11日(土)11:00~12:00
開催方法:オンライン(ZOOM、接続確認のため10:30から入室可能)
対象者:全国の高校の教職員、教育委員会、行政関係者、高校の探究学習に携わる関係者
参加費:無料
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