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2021年1月22日

「日本教育工学会SIG11情報教育第20回研究会」ネットいじめや情報モラルテーマに開催

日本教育工学会は、SIG11情報教育第 20回研究会「オンラインゲーム内のネットいじめや情報モラル違反を未然に防止するための教育について」を31日に開催する。

コロナ禍にステイホームを強いられる中、オンラインゲームをする小中学生が多数いる。しかし学校で、ランダムパスワードの生成などの情報教育を教えていないために、わかりやすいパスワードを設定していて、いじめのターゲットとなった児童のアカウントに加害児童が入り、アイテムを利用されたり盗まれたり等のトラブルが起きているという。

アカウントをとられてしまったりする問題を未然に防止するため、アカウントの管理に関する指導やクラウドの概念理解や適切なパスワードの作り方などの指導が必要になってくるが、いつ、どこで、だれが指導を行うのか、時間(長さ・時間帯)、レーティング、ネット接続、ゲーム内のチャットを利用したいじめや出会い、課金をどう教えるか、情報教育のカリキュラムへの提案を行う。

開催概要

参加対象:教職員、研究者、行政関係者、このテーマに関心を持つ保護者、ゲーム業界、関連産業の人(学会員に限定しない)
開催日時:1 月 31 日(日)14 時~16 時
開催方法:Zoomによるオンライン開催
プログラム
・「安心・安全にオンラインゲームを実施するために」横戸 健介氏(CESA(コンピュータエンターテインメント協会))
・「国際比較による小中学生のゲームの実態とゲーム内のネットいじめや情報モラル違反の問題点について」加納寛子氏(山形大学)
・「ネットいじめの背景に関する教育社会学的アプローチ一オンラインゲーム内のいじめを規定する要因とは?一」原清治氏(佛教大学)
・「ネットを利用したいじめの二つの類型と不可視の作用」内藤朝雄氏(明治大学)
・「メディアコミュニケーションにおける心理といじめ」樫村愛子氏(愛知大学)
指定討論:関充明氏(CESA(コンピュータエンターテインメント協会))
司会 橋本はるみ氏(摂南大学)
参加費:無料
定員:300人
申し込み方法:Zoomにサインインし、事前登録する。登録後、ミーティング参加に関する情報の確認メールが届く。
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