2021年2月5日
プログラミング意識調査 「覚えたい」92%「難しそう」75.7% =ライブルベース調べ=
ライブルベースは3日、『プログラミングに対するイメージ・意識調査』を実施し、結果を同社が運営するプログラミング・ITキャリアのメディア「PS-One」で公開した。
「プログラミングは難しそう?」という設問に、75.7%が「難しそう」と回答しており、従来からのイメージ通り「プログラミングは難しそう」と思っている人が多い。
人材不足であるITエンジニア職は「どのようなイメージを持たれているのか?」を調査。結果は35.9%が「頭が良さそう」を選択、続いて29%が「残業が多くてキツそう」を選択。「頭が良さそう」は「頭の良い人がする仕事である」に置き換えてもよさそうだという。2位の「残業が多そう」というネガティブなイメージは全体の30%程度。上位2つを合わせると全体の64.9%。職業に対する印象(及びスキルの難易度)が人材不足の要因の1つになっていると言えそう。また、「オタクっぽい」イメージは5.4%に留まった。
小学校は2020年から、中学校は2021年から、高校では2022年から必修化される。今後は教育レベルでプログラミングを学ぶ中、現在の社会人と大学生は「教養としてのプログラミング」にどのような印象を持っているのかを調査。結果は84.4%の大多数が「プログラミングは教養として覚えておいた方が良いと思う」を選択。プログラミングに対する関心の高さが伺えた。昔は特殊で専門的なスキルであったプログラミングですが、現在は教養として覚えておくべき知識に変化しつつある。
「新卒就活・転職時に有利だと思うか?」という質問に対して93.2%の人が「有利だと思う」を選択。「覚えたい」「覚えたくない」で分類すると、91.8%の人が「覚えたい」の方を回答。プログラミングに対する関心は高い傾向にあることがわかった。「覚えたい」に分類される選択肢の中でも「機会があったら覚えたい」が最も多く、「覚えたくない」を除いて再計算すると63.8%という結果に。プログラミングに対する関心はあるが、覚える必要性・緊急性はないことが伺える。
前問で「今すぐにでも覚えたい」「いずれ必ず覚えたい」「機会があったら覚えたい」を選んだ人を対象に最も近しいものを選択してもらった。結果は「面倒さが勝っている」が最も多く、「本質問の対象外」を除いて再計算すると42.2%が「面倒」という理由を選んでいた。
「覚えたいと思っているけど面倒」「覚えたいと思っているけど忙しい」という人が多い。
この調査は20歳〜60歳の男女900人を対象に1月22日〜24日にかけてインターネット上で選択式アンケートを実施。
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