2021年2月25日
神田外語大、海外大学のオンライン授業を受講できる「海外大学オンラインプログラム」を導入
神田外語大学は24日、オンラインでの疑似留学が新たな学習形態として定着することが見込まれる中、各国・地域の国際提携大学のオンライン授業を受講できる「海外大学オンラインプログラム」を導入したと発表した。
同大では、新型コロナウイルスの影響が長期化するという予測のもと、昨年6月より同大の協定校を含む海外大学との連携を開始し、同プログラム導入を進めてきた。実施に合わせて単位認定化、学内授業との併行履修など、学内における諸制度を構築し、学生が各提携大学の様々なプログラムに参加するための環境を整備。これまでに計5ヶ国で11の海外大学のオンラインプログラムを導入した。2020年度の春季休暇期間中には、受講できるプログラムを10ヶ国の18プログラムまで増やし、奨学金制度も整えて学生へ提供する予定。
同大学では、例年実施していた夏期海外短期研修の代替として「海外大学オンラインプログラム」を同大の国際戦略部が窓口となり、昨年の夏季休暇中に初めて実施した。同年の後期授業期間中にも同プログラムを実施。参加した学生からは「参加することで、改めて実際に留学に行きたいと思った」などの声が多く聞かれた。同プログラムへの参加を通じて、学生の留学機運の醸成に繋がっていることがわかる他、海外大学授業への順応が図れることや、海外大学の学生・教職員とコンタクトを持てるなど、海外渡航を前にした留学前教育の一環として機能している。
従来の留学と比較した場合の経済的負担の軽減や、心身の問題などを理由に留学を断念していた学生に対して、新たな海外経験および学習機会の提供を可能にするなど、渡航を伴わないことの利点も明らかになってきた。
オンラインによる疑似留学は、新型コロナウイルスの影響が収束し海外渡航が再開された後も、新たな学習手段として浸透し定着すると見込まれている。さらに多くの学生に受講機会を提供するため、2020年度春期休暇期間中に実施する同プログラムでは、参加する学生に一定条件の下、一律2万円の奨学金を支給。同プログラム参加への経済支援を行い、参加を奨励する。春期休暇期間中については、現時点10ヵ国で18の海外大学オンラインプログラムを提供予定。
関連URL
最新ニュース
- MetaMoJi、リアルタイム学習支援サービス「MetaMoJi ClassRoom 3」に「メタモジドリル」を搭載(2025年12月12日)
- SDT、静岡県磐田市で生成AI活用した「子育て分野」チャットボットの実証実験開始(2025年12月12日)
- さつき、離島で遠隔授業 島根県教委員に電子黒板「ミライタッチ」を導入(2025年12月12日)
- ラインズ、神奈川県秦野市が全児童ホームで入退室管理システム「安心でんしょばと」導入(2025年12月12日)
- 1位は「高」、Z世代が選んだ「今年の漢字」&「2026年やりたいこと」ランキングを公開 =MERY調べ=(2025年12月12日)
- Z世代の漢字離れを検証、漢字の読みが難しい“難漢”大学ベスト10を発表 =嘉悦大学調べ=(2025年12月12日)
- 大学受験生への声掛け、53.5%の親が「ねぎらいや体調を気遣う言葉で」と回答 =塾選調べ=(2025年12月12日)
- 郁文館高校、中3生向け「都立自校作成型オープン入試」を2月14日に実施(2025年12月12日)
- バッファロー、札幌第一高校へのマルチギガネットワークの構築事例を公開(2025年12月12日)
- 富士フイルムシステムサービス、ICT活用に向け大阪教育大学と包括連携協定を締結(2025年12月12日)













