2021年3月10日
コロナ自粛前後でのオンラインレッスン受講の変化調査を発表 =スモールブリッジ調べ=
スモールブリッジは8日、新型コロナウィルス感染症による自粛が本格化する前(2020年1月〜2月)と後(2021年1月〜2月)におけるオンラインレッスンの受講変化に関するレポートを発表した。
レッスン受講時間の早まりとともに、語学以外のピアノ、バイオリン、歌、ヨガ、フィットネス、ダンス、バレエ、家庭教師など、オンライン習い事が多様化している様子がわかる調査となったという。
2020年1月〜2月と2021年1月〜2月を比較すると、各カテゴリーで大きな受講数の増加率となった。これまでにもオンラインとの相性が良いとされてきた英会話(96.6%増)や英会話以外の語学レッスン(144.5%増)はもちろん、語学以外のカテゴリー、具体的には音楽(ピアノ、バイオリン、歌など)、ヨガやフィットネス、ダンス・バレエ、家庭教師等での増加率(288.3%増)が大きくなったという。
2020年1月〜2月と2021年1月〜2月の間に、1生徒あたりの受講したレッスンカテゴリー数を比較すると、「1カテゴリーのみ」の割合が13%減少し、「2カテゴリー以上」の様々なオンラインレッスンを受講する人の割合が増加。
これは、自宅時間の増加や自粛期間の延長、オンラインでの行動が社会に広がる中で、それまで受講していたレッスン以外のカテゴリーにおいてもオンラインで受講してみようといった人が増加したことが背景だという。
2020年1月〜2月と、2021年1月〜2月のレッスン受講時間帯を、平日・週末に分けて比較すると、平日については、それまで最も受講が多かった19時〜21時・22時〜24時の時間帯の受講割合が減少し、10時〜18時の時間帯が増加。
これは、主に子どものオンライン受講が増加したこと、また大人も時差通勤や自宅勤務での通勤時間減少により、より早い時間帯に受講する人が増えた為だという。
週末についても同様に、19時〜21時・22時〜24時の時間帯の受講割合が減少し、10時〜18時の時間帯が増加。
平日・週末も含めて、多くの人が自宅の時間が増えたことや自粛期間の影響から、総じて活動を行う生活の時間帯が早い時間に移っていったことが推測されるという。
同調査の分析対象期間は、2020年1月〜2月と2021年1月〜2月に受講されたオンラインレッスン。分析対象は、カフェトークにおける全ユーザー。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













