2021年4月9日
N高・ S高、VR技術を活用した「普通科プレミアム」がスタート
角川ドワンゴ学園 N高等学校(N高)とS高等学校(S高)は7日、2021年度の入学式をVR空間内で開催した。N高にとっては開校から数えて6回目、S高は初めての入学式。両校合わせた新入学生の数は7304人、N高とS高の合計生徒数は1万8千731人となる見込みだという(2021年5月1日予定)。
N高・S高は4月から、新たな取り組みとして、VR技術を活用した「普通科プレミアム」を開始。これまでの映像授業に加えて、VR空間でも授業を受けられるようになる。VR空間では仲間の存在を感じながら、ともに切磋琢磨し、より集中して学ぶことができる。さらに、オンライン授業の弱点でもあった、コミュニケーション力をつけるための学習もVR技術を使うことでより強化できる。VR空間で各地の生徒とワークショップを行ったり、英会話や面接などの練習もできる。VR空間内の象徴的な学び舎「学びの塔」は、建築家の隈研吾さんが設計。
普通科プレミアムを受ける生徒は約4000人。新入生の約4割が、普通科プレミアムを選択。履修可能な授業6984本のうち、VR空間で履修できるのは2341本となり、全体の33.5%がVRに対応(4月1日時点)。今後もVR対応を進めていき、2021年度内には過半数の授業がVR空間内で履修できるようになる予定だという。
関連URL
最新ニュース
- 豊中市デジタル図書館、電子書籍貸出サービスを開始(2022年6月24日)
- みんなのコード×栃木県那須町、教育課程特例校での取り組みについて報告書を発表(2022年6月24日)
- IGS、非認知能力を可視化する評価ツール「Ai GROW」 鳥取の私立中高一貫校が導入(2022年6月24日)
- イオン、千葉市教育委員会に環境教育の絵本などを寄贈、市内小学校・養護学校に配布(2022年6月24日)
- コロナ禍で大学受験生の「スマホ利用時間」「スマ勉率」が上昇 =スタディプラス調べ=(2022年6月24日)
- ドローンに関する仕事探し、この3年間で検索数が1.9倍に =Indeed Japan調べ=(2022年6月24日)
- 「VUCAの時代は、学び続けることが必要だと思う」20代アンケート =学情調べ=(2022年6月24日)
- 男児が好きな教科1位は「体育」 =ARINA調べ=(2022年6月24日)
- 同志社大×DearOne、受験生向け「同志社大学案内アプリ」を共同開発(2022年6月24日)
- 高専機構×日本経済新聞、「第1回 高専GIRLS SDGs×Technology Contest」開催(2022年6月24日)