2021年4月19日
「プログラミング教室は平均8.3歳から開始」 =こどもりびんぐ調べ=
こどもりびんぐは、同社の「シルミル研究所」が小学生の子どもを持つ全国の父親・母親計655人を対象に実施した「子どものロボット教室・プログラミング教室に関する調査」の結果をまとめ、16日に発表した。
それによると、2020年度から小学校で必修化されているプログラミング教育について不安に思うことを聞いたところ、「親が教えたり、質問に答えることができるか」35.6%、「学校で十分教えてもらえるか」33.6%、「子どもが学習についていけるか」30.8%などが上位を占めた。
子どもをプログラミング教室に「通わせている」「以前通わせていた」人は8.2%と少なかったものの、「通わせていないが興味がある」と答えた人が48.7%おり、関心の高い結果となった。通わせ始めた年齢の平均は「8.3歳」だった。
また、アンケートで保護者が選んだ「子どものロボット教室・プログラミング教室」は、「ヒューマンアカデミージュニアSTEAMスクール ロボット教室・こどもプログラミング教室」が利用率第1位で、「富士通オープンカレッジ F@IT Kids Club(ファイトキッズクラブ)」が昨年に引き続き期待度第1位となった。
ロボット・プログラミング教室に子どもを通わせる際に最も重視したことを聞いたところ、「子どもが楽しめるかどうか」が44.4%で最も多く、以下、「月謝・利用料」や「通いやすさ」「オンライン対応」が続いた。
通わせたきっかけについては、「子どもが通いたいと言ったから」50.0%、「論理的思考力を付けたい」33.3%、「想像力を付けたい」31.5%が多かった。
一方、教室に期待することとしては、「これからの時代に必要な、自分で考えて創作できる力をつけて欲しい」(北海道・31歳/5歳児母親)などの声が寄せられた。
この調査は、同社の園児と母親の情報誌「あんふぁん」「ぎゅって」の会員、「こどもりびんぐアンケート会員」の父親・母親を対象に、2月12日~2月28日にかけて、Webで調査を実施。回答者は全国655人で、内訳は20代2.4%、30代26.4%、40代37.4%、50代以上33.7%。
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